SIELEとDELEを海外受験してみようプロジェクト6

今回は、新国際スペイン語検定SIELE文章表現(西作文)パートの詳細について見てみたいと思います。(読解パートはこちら⇒『其の三』『其の四』/リスニングパートはこちら⇒『其の五』)

eiemarcaaEIE=Expresión e Interacción Escritas

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文章表現(西作文)パート


まず、説明動画からザックリながら流れを掴む編

(動画はこちらから視聴可能⇒「https://siele.org/web/guest/examen」)

文章表現パート説明スタート


(キャプチャー画像:クリックで拡大)

sieleeiev1

sieleeiev2¿どんな構成?

この試験は2つの課題(Tarea)から成っています。

課題(Tarea)間で行ったり来たり(前進・後退)できます。

sieleeiev3¿制限時間は?

この試験の実施制限時間は、50分です。

画面右上で残り時間をカウントダウンしながら試験が進み、時間切れになったら自動的に次の科目の試験に切り替わります。


↓課題ごとの説明スタート↓

¿課題はどんな?

「Tarea1」

課題レベル:A1~B1相当

sieleeiev4一通の簡潔な手紙、又は、メッセージを読みます。

sieleeiev5その内容に対する返事100~150語で書きます。


↓Siguiente:次へ↓

 ¿課題はどんな?

「Tarea2」

課題レベル:B2~C1相当

sieleeiev6ふたつのテーマからひとつ選択します。

sieleeiev7オピニオン記事、又は、新聞の編集部あての手紙

sieleeiev8選択した見出し記事を基に250~300語の文章作成をします。


 全課題終了 

¿試験の終わり方はどんな?

sieleeiev9すべての課題が終わると、試験が終了したことを示すお知らせウィンドウが表示されます。

¿採点方法は?

sieleeiev10文章表現パートにおいての満点は250点です。

評価採点はエキスパートにより実施され、

得点は、外国語学習者の習得状況を示す際に用いられるヨーロッパ共通の指標である、ヨーロッパ言語共通参照枠MCER※)に基づいたレベルに対応しています。

A1:入門/A2:初級/B1:中級/B2:中上級/C1:上級)

 動画終了 

 

※ヨーロッパ言語共通参照枠MCER) (スペイン語⇒MCER:El Marco Común Europeo de Referencia para las Lenguas:英語⇒CEFRあるいはCEF:Common European Framework of Reference for Languages)

このヨーロッパ言語共通参照枠の基準によると:

●A1:学習を始めたばかりの者:初学者

●A2:学習を継続中の者:初級者

●B1:習得しつつある者:中級者

●B2:実務に対応できる者:準上級者

●C1:優れた言語運用能力を有する者:上級者

●C2:母語話者と遜色のない熟練者

(詳細⇒『DELE合格の意味』)

まとめ

この文章表現は、DELE試験に比べると、作文前のリスニングもないし、あっさりしすぎるぐらいあっさりしていてなんか感じがいい、と取りたいところなのですが、実は、逆に怖いです。制限時間も50分と短めなので、いろいろ貯めこんでいるスペイン語表現用アイデアストックをその短時間でいい具合にうまく出し切れるのかどうか、が懸念所です。あっさりしているからといってなんかいいことがある風でもない印象です。

次は、口頭表現パートのざっくり把握いってみます。


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