◆DELEC1西作文tarea1:書く、そして書く
もう実際の試験時に書いた内容はほとんど覚えてないので、うっすら残ってる記憶を追いながらも、現在書けることを書きました。
単語数は、レベルC1は220-250語で、C2は400-450語です。
このリスニング素材は、C1レベル試験で出題されたものなのですが、C2を目指している身として、450語前後にしました。というか結果そうなってしまっただけで、削んのメンドイだけなんですが・・・実際、文章をコンパクトにまとめることこそ難しい所だと個人的には思います。
まず、以前「スペイン語作文4」で、このリスニング素材とそれを基に実際の試験時に書いた作文の内容に触れた際に書いたことを再掲してみます。
内容は、狂ったような大量生産や消費主義の時代を経て、もっと節度のある消費スタイルや、もっと人間らしくエコロジーで自然と調和のとれたモード・ デザイン・ビジネスモデルが求められる時代になってきていて実際にも取り入れられ始めているけど、まだまだ社会や人々の意識改革が普及しきってない、みたいな話、とその試験本番では決めつけて、それを基に作文しました。
実際、最近この講演のソースを発見して、聴き直してみると、まあ、完全なる的外れではないけど、かといってしっかり理解できていたとは言い切れない感じでしたが・・・(リスニング能力磨かねば)
とにかく、内容的には、もうざっくり言ってしまえば、よく登場するエコロジーや自然環境保護などについてのテーマだ、と決めつけて、そして、こういうテーマの時は、経済的そして技術的進歩と引き換えの環境破壊、進歩と環境保護の両立の必要性、という流れになることが多いと思います。そういう流れがなくても、 そういう風に強引にもっていってしまう、ということもありだと個人的には思っていたので、そうしました。
(引用元:自分の書いた前の記事「スペイン語作文4」)
そうそう、そうだった、そんな風に本番では書いたような記憶がうっす~らあります。
そして、再び書いてみた西作文(455語)がこれ:
(※注意:いち学習者が自分勝手に書いてるだけなので、誤った文法や表現・誤字脱字・いまどき使わないかもしれない表現、などがありえます。正しい作文例、では決してありません。)
En esta conferencia se habla sobre el nexo y la importancia de la convivencia entre la moda y la ética en el sector de la prenda. Hoy en día, según la ponente, nos encontramos ante un proceso de la reconfiguración de los valores con los que identificarnos, relacionados con la forma de vestir, de pensar y de ser. Es algo que ha llegado después de una época de la cultura masiva con la producción de masas para el consumo masivo y desmesurado, en la que un centro casi autoritario lideraba el mercado, generando valores que no tenían nada que ver con lo ecológico ni lo humano, difundiendo cada tiempo una moda sin la ética con estrategias de homogeneización que provocaban la obsesión por producir y consumir siguiendo la moda. Y durante este proceso del cambio profundo, ha aparecido una nueva ideología sobre el sistema de la moda, que, según la conferenciante, se basa en los conceptos positivos tales como el desarrollo sostenible, la ética sustentable, lo ecológico, la diversidad, los que respetan más los recursos humanos y de nuestro planeta. Por otro lado, la autora explica cómo conseguir conciliar con esa ideología ecológica la viabilidad de productos, es decir, la generación de ganancias por parte de los productores en este sector. A este respecto, señala que los diseñadores de ahora ya han empezado a trabajar con nuevas estrategias en las que se da mayor importancia a diseñar un producto estable y duradero con diferentes posibilidades en su funcionalidad, y no un producto dependiente de la tendencia efímera. Además, en cuanto al respeto a lo humano, también ya trabajan teniendo en cuenta la necesidad de adaptación al cuerpo humano real, la que se infravaloraba debido a la fuerte prevalencia de la estética y lo delgado. En mi opinión, estoy de acuerdo con la conferenciante, es verdad que pasamos de una etapa donde se buscaban la felicidad y el bienestar en el consumismo, a otra donde la gente empieza a darse cuenta de la ausencia de la felicidad, de la falta de armonía con la naturaleza, de la deshumanización en su manera de vivir, pensar y ser, a la que se acostumbraba hasta ahora. Y ahora lo más urgente es hacer mayor esfuerzo en concienciar a la gente, ya que, como también comenta la autora, todavía no es suficiente la generalización de esta nueva ideología caracterizada por el respeto a los recursos humanos y naturales en toda la población, y el deterioro medioambiental sigue intensificándose de manera acelerada. En conclusión, ante esta situación es muy importante reconocer que hay muchas estrategias que pueden contribuir al cuidado y la mejora del medioambiente sin que quede frenado el crecimiento económico y tecnológico, lo que, indiscutiblemente, favorece a la humanidad. |
実際のC1本番時は、多分250~300語ぐらいの作文を書いたと思うので、上のものの約3分の2かちょい少な目の量だったことになります。
そして、もちろん、質においても、これの3分の2以下です。ここでは、余裕をもってリスニング素材を何度となく聴いた上でいい具合に修正したり覚えたい語彙など使って飾り立てています。
そして本番では、というと、迫りくるタイムリミットの圧力とわずか2回のリスニングでは完全理解不可能という自分の限界が原因の内容理解の浅さで、第3段落目までの状況説明や自分の意見などはもっともっと内容がうすっぺらーいことになっていたことだけは覚えてます。
最後のまとめの段落は、ほぼ本番どおりです。このまとめの段落に辿り着く直前あたりで、“もうこの作文にこれ以上時間とってられない、次のtarea2の作文する時間が、あと20分しかない!!” という状況に陥った末、結構突拍子もなく付け足したような、でもそんな遠くもない感じにまとめた結果です。
それと、このテーマは、「問題があって解決策提案」みたいなわかりやすい展開のものではなくて、主に「状況の変化の過程や現状の説明」という内容だと思ったので、自分の作文も、ただただ現状説明してから無理やり“今すべき大事なこと”を加える、みたいな感じになりました。
あと、上の作文でも改善できてないけど、だらだらと長い文章を続けてしまう傾向があるので、読み手(採点者)が読みやすいように(いい点くれるように)、わかり易くするのを目的に文章を短めに切る(punto y seguido:ピリオドを打って、そしてさらに行を続ける)ようにすることを、もっと心掛けたいです。
そこ個人的にはすごく難しいところだけど、でも、実は、そうすることで、自分も書いてる最中に迷子になる率が多少ながらに減ることは実感済です。前はもっとダラダラ長い文章しか書けなくて、迷子率すごかったもんで・・・
●最後に、スペイン語作文において普段注意している大事な又は些細な点:
●講演者の意見やコメントと、自分の意見の区別をはっきりとさせる。
●講演者の呼び名のバリエーションを増やす:el autor/la autora, el/la conferenciante, el/la ponente.
●「講演者はこう言っている」という引用時の「言っている」の表現にバリエーションをもたせる:dice, comenta, opina, menciona, manifiesta, alega, explica, hace referencia a, señala, destaca, enfatiza, añade, nos recuerda, propone, argumenta, insisite en, afirma, asegura, alude a, se refiere a, sugiere, etc.
●「もたらす、引き起こす、発生させる」の語彙を多様化:producir, causar, generar, provocar, etc.
●「~である、~となる」を「ser」以外で表す:suponer, consistir en, constituir, representar, etc.⇒これを身に付けると、頻繁に利用されるからなかなかにリスニングにも読解にも役立つ。特にリスニングで、例えば、“esto constituye un gran cambio”って耳で聴いて、あ、“esto es un gran cambio” ね、と一瞬でスッとなると楽。そうなるまでなんか時間がかかったけど(個人差あり)。これは、良く言えば、書き手にとって文体にバリエーションをもたらすもので、悪く言えば、知識をひけらかす為のもの、そして学習者や読み手にとっては、単にことを複雑にするだけのもの。(こんなに強調してるわりには、上の作文ではたったのひとつも使ってないという・・・)
次は、C1レベル西作文パートのtarea2について書きます。
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