スペイン語漬けライフ研究(其の六)

前回↓↓からの続きです。空間的時間的制限を超えた『【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ』のうち後半4つについてです。
前回からの続きです。IT技術の賜物:土地を選ばない『どこでもスペイン語漬け』のひとつ目のパターン:長期的かつ日常的スペイン語漬けライフにおいてできることの具体例を2部に分けて見ていきます。今回は、『【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ』のうち前半4つについてです。
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【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ(後半)

*【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ

  • ①独り言学習の導入
  • ②毎日のスペイン語ラジオニュース
  • ③ネイティブ音声をいつでもどこでもたくさん聴ける環境を整える
  • ④普段の知的活動や情報収集のために使う言語をスペイン語にする
  • ⑤五行エッセイ執筆:(目標)毎日最低一個
  • ⑥オンラインでのネイティブとの交流
  • ⑦娯楽はスペイン語オンリーで
  • ⑧スペイン語を使って何かを学ぶ

前半①~④について書いた前回に引き続き、今回は、後半⑤~⑧についての詳細です。

⑤五行エッセイ執筆:(目標)毎日最低一個

個人的な話になりますが、外国語であるスペイン語を極めようと進めば進むほど、行く手を猛烈に阻もうとしてくる“あれ”にぶち当たることが多くなってきました。

そう、“あれ”、頼りないやる気をいともかんたんに木端微塵コナゴナにするような巨大な壁:

己の

論理的思考力のなさ

ロジカルシンキング力のなさ

です。

いやあ、これってそもそも結構な大人がいまさらもがいてなんとか改善できるもんなのか?というような素朴な疑問はまず丁寧に無視して。

でも確かにもはや外国語うんぬんスペイン語うんぬんの話以前の類であるかもしれないそんな壁を前に、まあ、もし立ち向かえるもんなら立ち向かってみるか、と一縷の望みを抱いて暗中模索した結果、“これでいこう”と根拠なくピックアップしたのがこれ↓↓でした。

以前も取り上げたことのある:

非ネイティブ学習者にとって語学力、その中でも特に自己表現(話す・書く)能力アップに魔法的に効果抜群と噂の五行エッセイ

細記はこちら↓↓

スペイン語で論理的に話せるようになりたいのです。楽になりたいのです。“伝えたい”という熱い感じの執念だけではまかないきれない説得力や伝達力を、頭のメカニズムとか人間として色々な意味の基礎部分とかを強化して、習得できるものなのか試してみたいと思います。ここにて、スペイン語系論理的頭脳ゲット計画発動とします。

まず、エッセイ、なんて聞くと、腰が引けてしょうがない、というか、とっつきにくい感じしかしないけど、“日々のあふれんばかりの思いを感受性豊かに綴る”というイメージ(個人的)のあるいわゆるエッセイではなく、

ここでいうエッセイとは:

エッセイ=自分の考えや意見を整理して書いたもの

で、

しかも五行

そしてその『五行(5項目)』の中身は:

結論(主張)⇒理由三つ⇒結論の繰り返し

の5項目(理由三つで3項目とする)

と、いたってシンプルです。

なので、実際することといったら、たったの五行(=五項目)書くだけのものなので、時間的にも選ぶテーマと人によっては1個につき10分もあればできるんじゃないかと思います。

つまり、そんなに警戒して構える必要もないような気がします。

だって、こんな↓↓お題でだって、いいトレーニングになるから。

お題例»わたしお肉大好き

五行エッセイ例
1行目 主題・主張(=結論) Me gusta mucho la carne. (お肉大好き)
2行目 理由1個目 Es sabrosa.(おいしいし)
3行目 理由2個目 Se puede comer muchas verduras con buen apetito, al combinarlas.(一緒に野菜ももりもりおいしく食べられるし)
4行目 理由3個目

Cuando la como, siento que aumenta mi resistencia física y me pongo más enérgico. (食べるとスタミナがついてパワーが出る気がするし)

5行目 結論(主張の繰り返し) Con todo eso, considero que la carne es lo mejor que hay.(ということで、お肉は最高だとおもう)

こんなだと、10分でできます。

でも実際は、“こんな”、なんていう扱いをしてしまいかねないテーマでもバカにできないもので、例えば自分が肉が好きな理由2つはすぐ出てきても、3つもとなるとなかなか浮かんでこないものです。

実際、ここの3個目の理由も結構考えあぐねた末の苦し紛れのものです(※本当は、そんなにいうほどお肉大好きでもないから、かもしれません)。

だからこそ、事前に時間をとって様々な事柄に関して多少でも考えを巡らせてそれに関して自分が言えることをいくつかあらかじめ用意しておくことの有益さが際立つわけです。

そして、“たったの五行”とか言っときながら、いざ書こうとすると、五行であれ“整理整頓された論理的な文章を完成させる、しかもスペイン語で。”ということが、そんなに簡単なことでもないことがわかります。

色々言いたいことがある中からベストなものを絞ったり、逆に、足りなくて何を加えようかと考え込んだりもするし、さらには、短くて効果的な文を作るということ自体がスペイン語でなくとも非常に難しいからです。

ということで、とにかく個人的には10分なんかではできたことないけど(上記例もしかり)、でも、30分、とか適当にタイムリミットを設けてやっています。さもなければ、時間が許す限り考え込んでしまったり、又は膨らまし続けてまとまりのない100行エッセイになってしまったりするのです。

書く内容的には、あるひとつのテーマやお題に関してのアイデア(考えやそれに関して自分が言えること)を整理整頓して形に残してそれを日々溜めていく、というものであります。

そうやってコツコツ溜めていった『整理整頓されたアイデアのストック』は、あらゆる自己表現の場で驚異的な威力を発揮します。

そして、特に、ぶっちゃけ『伝えたいことなんかない』『話すことない』という、シンプルだけど外国語学習者にとっては破壊的な症状をなんとかちょっとでも和らげるためにできる対策のひとつでもあるのです。

なぜなら、

これをすることによって、

間違いなく外国語学習者にとっての最強の武器であろう

雑談力!!

それも

ロジカル雑談力!!

が得られるからです。

つまり:

論理的思考力(ロジカルシンキング力)

論理的表現力»論理的に話を展開していく力

が身に付き、

さらにプラス

雑談力!!

をつけることができる。

まとめて

ロジカル雑談力!!

ほしい!!

でも、例えば、だれがあんたの肉好きに興味があるのか、その理由をききたくなるほどに、だれが、というなかれ、

自分のスペイン語を味わい深いものにできるかいなかは

どれだけ『非生産的なスペイン語』をも溜めこむことができるか

にかかっているような気がしてしょうがない今日この頃です。

まあ、それだけではどこへも辿り着けない可能性は大だけども。

ちなみに、個人的な“五行エッセイ”歴としては、このメソッドを知った直後は、やってみないことにはなんともいえない、というもっともな動機で、あと、もちろん魔法?魔法?的抜群効果を期待はしつつ、ちょいちょいたまにやっていたけど、完全に忘れ去ってしまっていた時期を経て、最近また再開してたまにやっています。

さらには、“書く”だけでなく、“話す”バージョンもはじめました。といっても独り言ですが。単純に、何か例えば、こわいわ~と思うことが浮かんだら、そのこわいと思う理由を3つ口にしてみて、最後にもう一回、うん、考えれば考えるほどこわい、と〆るだけです。

もちろん、適当にやったわりになかなかいいのが出たときには、書きとめておきます。

そして今、そろそろもっと頻繁に、例えば、毎日最低一個のペースでやってみようかなと目論んでいます。

また、この“五行エッセイ”は、あくまでも『話の流れの方向性をしめす道標』に過ぎないので、これをベースにして実際に話を膨らませる練習も必要です。

あと、上の例のような、「私はこう思う」というような一人称視点の自分の意見的なものは、普段の会話にはいいだろうけど、論文・論説文または改まった場面やDELE試験でも上級レベルの作文やスピーチとなるとまた状況は変わってきて、「~と言われている、~と考えられている」というような一般論的なもののほうが好まれる傾向があったりします。

まあ、前述したように、そもそも“五行エッセイ”は

エッセイ=自分の考えや意見を整理して書いたもの

という前提があるのだけど、そこらへんは自分の必要性に合わせて自由にアレンジしてもなんら問題ない部分であると考えます。

なので、そういうことも考慮に入れて、例えば、『わたしはお肉が大好きです、なぜなら・・・』という私的な話だけではなくて、『お肉はそればっかり食べすぎると良くないと言われている、なぜなら・・・』のような一般論的な話も展開できるように、普段からの“一般論のかき集め&ストック”も大事だと思います。

⑥オンラインでのネイティブとの交流

これまた、すごい広義です。

例:

  • なんか色々あるみたいな「交流サイト」でネイティブの“ともだち”みつける
  • ランゲージ・エクスチェンジパートナーをみつける(日本語教えるからスペイン語教えて、ってやつ)
  • オンラインゲームでネイティブゲーマーと組んで一緒に色々な障害クリアする
  • 有料オンライン授業を受ける
  • いろんなSNSでスペイン語でフォローとかコメントしたりする

などなど。

もっと簡単なものだと、スペイン語関連のYouTube動画などをみたら、スペイン語のコメントに目を通す、そして、共感または反感など、なんにせよ気持ちが動いて抑えられなかったら自分もコメントする、というのがあります。

これもれっきとした交流です。

ただ、この色々な“交流”がくせものなのは、人間と人間には相性というものがあるからだと思われます。

そして、オンラインでの交流といっても、文字だけだったり声だけだったりとさまざまだろうけど、例えば、スカイプなどの、バーチャル空間であれど、空気感や温度感や匂い香りや振動以外は共有できてしまう、もうほぼ『面と向かって』状態と遜色のないレベルのものになってくると、もはやいろいろなものがダイレクトに伝わってくるし伝わってしまいます。お互いに。

言ってみれば、そここそが、空間的制限をクリアしたオンライン環境の画期的なところであり、ありがた味そして醍醐味ではあるのだけど、同時に、いい感じも悪い感じも上機嫌も不機嫌も乗り気も引きも顔の引きつりも“愛想”で笑ってる感も全てお互いに感知しあえます。色々見透かせるし色々見透かされます。

つまり、当然ながら、スペイン語ネイティブならだれでもいい、というわけにはいかない、という話です。

話がまったく弾まなかったり、相手がおしゃべりすぎてこっちは聞いてるだけという状況に気が付いたら陥ってたり(まあそれが楽しい内容なら全然いいのだけど)、気付いたら苦痛以外なにものでもないものになっていたり。

でも、最高のパートナー、とまではいかなくても、ほどほどに話が合う交流相手と例えばくだらないばか話に夜な夜な(向こうは朝な朝な昼な昼な)花を咲かせるのは、間違いなくとっても楽しいはずです。

たぶん。

⑦娯楽はスペイン語オンリーで

そもそも、娯楽、と一口にいっても、インドア型からアウトドア型、又、文化的なものからスポーティなものやアクティブなものまでそれはもう様々なのですが、ここでは、いまや家でも外でもできる文化的な娯楽の代表:映画・ドラマ・読み物あたりに絞ります。

こんなこというのもなんですが、これは100%スペイン語でいこうとすると、結構つらかったりします。単純に、そんなに面白いものがたくさんないから、なんですが、これはスペイン語だからということではなくて、例えば100%日本語にしても同じで、一つの言語に絞った場合に起こりうる現象です。

例えば映画なんかだと、やっぱり、どうせならスペイン語原語のものが見たいところだけど、そんなにいい映画・興味深い映画・見たくなる映画がゴロゴロころがってるわけでもないから(個人的好みによる)、どうしても、別の外国語が原語でスペイン語字幕付きのもの、もしくは、スペイン語吹き替えもの、が多くなってきます。

でもそもそも、アニメ以外の入手可能な吹き替えものは数が少ないので、結局、実写ものだと、原語は別の外国語でスペイン語字幕付きのもの、が圧倒的に多くなります。

まあ、それはしかたないことなのであきらめるとして、つまり、例えば、なにか見たいスペイン語原語以外の映画があったら、日本語字幕のものでなくて、スペイン語字幕のものを見るようにします。個人的には、スペイン語字幕のものを見るまでは日本語字幕では見ない、くらいの勢いです。

ドラマに関しては、以前と比べると、愛憎劇テレノベラ系ではない、見れるレベルのスペイン語原語ものもしくは英語とのミックスものが増えてきているように感じます。実はあんまり知らないのにこんなこと言ってます。

あとは、読み物です。多読しなきゃ速読しなきゃ、というようにトレーニング的に読むのもいいけど、娯楽気分でゆったり読むのはやっぱりいいです。娯楽だと、うとうとしてしまう自分にも寛大になれます。

そして、やっぱりノンネイティブにやさしい感じで一番読みやすいのは、外国語原語のスペイン語翻訳版です。読みやすいようにやさしい言葉を使って訳されているからです。

スペイン語原語ものだとどうしても、作者によっては、なんというか言葉遊びが過ぎるものがあったり、知る人ぞ知る的なマニアックな定義や言葉がたくさん出てくるものだったりして、つまり文学好きのネイティブと比較して断然スペイン語経験値が低いノンネイティブにはちょっと難易度が高く、結果当然スラスラ進まないのでちょっと途中で挫折しがちです。

自分の話です。なんど挫折したことか。

まあ、日本の書物に関しても、日本語ネイティブにとってはさほど難解でなくても、ノンネイティブにはハードル高いようなものがたくさんあるところを考えれば、当然の現象なのだけど。

でも、でも、そろそろ、ちゃんと最後まで味わい切ってみたいと思って。

ラテンアメリカ文学の『魔術的リアリズム』

ってやつ。

スペイン語原語で。直に。魔術。

やっと。

いままでも、魔術ナントカは気になってはいたけど、なんやかんやで“易き”のスペイン語翻訳ものに流れていました。が、いまこそ、魔術とリアルのミックス具合を見極めてみたい気がおきてきたので、この気があるうちに、今や専用端末以外のPCやスマホなどでも読めるようになっていることを遅ればせながらちょっと前に知った、Kindle版(アマゾンの電子書籍)で色々あさってみようと思います。

また、他方で、最近あまりに、やばい読まなきゃ、と思い詰めるあまり、スペイン語のオーディオブックに走ったりもしています。

それも、正規のものは値が張るので、好きが高じてなのかYouTubeで素人ネイティブが朗読して録音して世界に公開してしまったようなものを、です。

いや、違う、本の内容をどこ経由でもいいから自分の中に取り入れたいわけではなくて、目でスペイン語を読む、という行為が不足しているわけなのに。です。

それも、『百年の孤独』を、です。

紙の原書持ってるのに、です。

でも、なかなか入り込めなかった物語に、とりあえず入り込みつつあるというような感触はあるので、確かに“読書”とはちょっと別物ではありますが、それはそれでいい、と自分の中ではしてます。

いや、読もうよ。

って自分でも思います。

(追記↓↓)

あと、けっこう自分にとって大事な娯楽を書き忘れていました。

スペイン語ネイティブによるスタンダップコメディ!!

以前にもちょっと書いたけど、あれ以降に見たものでクスリと面白かったものをまた今度いくつかピックアップしてみようと思います。

やっぱり、ひと作品ごとの時間が10分ぐらいというところがお手軽です。内容も軽いし。

色々な話し手のものを連続再生させて音だけで聞いていることもあれば、動画をちゃんと見ながら聴いて、やっぱり身振り手振りを一緒に見るとより理解できるしいいなあ、と感じたりもします。

以前の記事↓↓

今回は、スペイン語リスニングのハードル二つ目である“早口又は容赦ない超早口”についてです。そして、前回言及した一つ目のハードル“スペイン語の...

⑧スペイン語を使って何かを学ぶ

スペイン語を使って、自分のスキルアップにつながる(スペイン語以外の)ことを何か勉強する、という話です。

例えば、スペイン語でビジネスや経済学を学ぶ、とか、スペイン語で心理学を学ぶ、とか、スペイン語でカルチャー講座的なものを受ける、とか。

とにかく、学ぶ対象もこれまたいろいろあるだろうけど、例えば自分の場合は、別の外国語を学ぶためにスペイン語を使っています。といっても、いまのところ“齧る”程度ですが。

無料語学学習アプリ「Duolingo」を利用して。

「Duolingo」は、さまざまな言語のネイティブ向けの無料語学学習アプリで、これまたさまざまな言語を学ぶ対象として選べます。

でも現時点では、日本語で学べるのは英語のみのようです。

そして、スペイン語で学べる言語は、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・グアラニー語・エスペラント語・カタルーニャ語、の8つです。

ということで、個人的にも、スペイン語を学ぶためではなくて、スペイン語を使ってポルトガル語を学ぶ、という形で、齧っています。

以前に、まだ齧り始めていない段階で“いつかやりたいこと”として書いたことがあるのですが»「ポルトガル語をスペイン語で学ぶ」

いまのところ、実は齧り出してもうかれこれ経つのだけど、まだ全体の半分よりちょい下ぐらいまでしか進んでません。たぶん、一日10分でも毎日していればとっくに終わってるような感じがします。あ、でもレベルが上がっていくと時間がかかるようになってくるのかもしれませんが。

とにかく、全クリアしてみないことには、アプリ的にも学習効果的にもいいだの悪いだのもいえないので、やり遂げた暁には感想や感触を詳しく書こうかと思っています。

でも、カタルーニャ語も齧りたいです(カタルーニャ語:スペインはカタルーニャ州で話される言語)。

ちなみに、グアラニー語(Guaraní)とは、現在でもパラグアイや、アルゼンチン・ボリビア・ブラジルの一部で使われている南アメリカ先住民の言語だそうです。

まとめ

ということで、前回と今回に渡って見てきたように、どこにいようともできることが色々あるのですが、とはいえ、“最適なもの”てのは、人や時期によって変わってくるので、結局、

自分なりのチョイスで自分にとって最適なスペイン語漬けプログラムを組む

ということになってくると思います。

いってみれば、この上述した8つにしたって、個人的に“できることとしてこういうことがありそうだ”と浮かんできたものを上げてみたら、結果8つだった、てだけの話です。そもそも、これらをすべき、っていう意図では書いていません。それに、自分が知らないもっといいことがあるやもしれません。

そして、なにも、一気にドンッ、とすべてをチェンジすべきってはなしでもなく、徐々に新しい試みを組み込んでいって、実際にやりながら試行錯誤を重ねて組み合わせを調整していく、という方が自然な流れのような気がします。そこは、各自のスタイルと意欲と必要性次第です。

例えば、情報源や娯楽をスペイン語メディアに絞る、というのも、無理すると冗談抜きで情報弱者になってしまったり又は娯楽が苦痛で息抜きにならずストレスで爆発、なんていうもともこうもないことになる可能性があるので、別にかまわんそれでも貫き通す、という人以外は、人によっては日本語ものとスペイン語ものもしくはプラス英語もののミックスでやったほうが逆にいい、という場合もあると思われます。

とにかく、自分なりのやり方・リズム・タイミングで、ずんずんスペイン語に向かって行ってどんどん積極的に漬かっていって、もっと自分のスペイン語に奥ゆかしい味がでてくるのを待ち望むわけです。

まあ手当たり次第スタイルでやっていると、そりゃあたまに、はっッしまったΣ(‾□‾;)こんなとこまで開けちゃった(◎_◎;)閉じたいすぐ閉じたい(◎_◎;)という感じになることもありますが、そこは不可避事項といういうことで。

次回は、“どこでも”スペイン語漬けの短期集中型パターンをみてみます。

次記事↓↓

前回までは、“どこでも”スペイン語漬けライフの『長期型』パターンについてでしたが、今回はふたつめのパターン『短期集中型』についてみてみようと思います。日本語全面禁止、もし違反したら〇〇、タイムリミット、サバイバル、緊迫感、そして。

回記↓↓

前回からの続きです。IT技術の賜物:土地を選ばない『どこでもスペイン語漬け』のひとつ目のパターン:長期的かつ日常的スペイン語漬けライフにおいてできることの具体例を2部に分けて見ていきます。今回は、『【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ』のうち前半4つについてです。

初回記事↓↓

自分のスペイン語を発酵させたい熟成させたい洗練されたものにしたい、味沁み沁みでコク深い味わい深いものにしたい、と望むなら、“スペイン語漬けライフ”に意を決してドボンッと勢いよく、でもいいし、体の末端部分からソロリソロリと、でもいいから飛び込んでみるのも悪くないかもしれません。


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