ざっくりいうと、
「読む聴く」練習がインプットで、
「書く話す」練習がアウトプットです。
詳細⇓
インプット: | 読解練習(精読・多読)/リスニング練習(精聴[ディクテーション含む]・多聴)/(文法・語彙などの基礎知識習得も含まれると個人的には考える)etc. |
インとアウトの中間: | 音読/瞬間西作文etc. |
アウトプット: | 作文練習/会話練習/口述練習etc. |
そしてバランス
確かに、読解リスニング練習だけ、とか、会話練習だけ、とか偏らすと、総合的なスペイン語力がなかなか上がっていかないようです。実感もあります。
もちろん、偏っていたとしても、何もやらないより1000000倍いいのは明らかですが。
そして、それぞれの技能がどれも深い相互関係にあるので、別々のものとしてきっぱりと分けては考えられない節があります。
実際、普段読んだり聴いたりして吸収して身に付いているものしか、表現時に出てこないと思います。
逆に、会話や作文の表現(アウトプット)の機会があるからこそ、読み聴きに対する姿勢が変わります、否、変えざるをえなくなります。
なぜなら、『ぜんっぜん言いたいこと言えなかった、ぜんっぜん言葉が出て来なくて悔しい思いをした、いつまでたっても幼稚園児(たまに小学生低学年)レベルの作文しか書けない』などと、常に葛藤する羽目に陥るからです。
言葉にすると、案外さらっとしてますが、実際のギシギシドロドロした悔しい歯がゆい思いは言葉では表しきれません。
簡単な話、『あああきつい、もっと楽に表現できるようになりたい』が動機となって、読み聴き(インプット)時の吸収力が大きくUPします。
この表現使えそうだな、何か盗めるものはないかないのかっ、こないだとっさに出てこなかったあれはこれを使えばよかったんだ、又は、え、こんなんでいいの?とか、常に目を血走らせて前のめりに読み聴きに取り組むことにいやでも自然となります。
ところで、上質なインプットあっての上質なアウトプット論になんの異議の余地もないですが、上質、ってとこが独学者にとってひっかかるところです。基準はなに。見極めのむずかしい問題です。
ただ、質の悪い素材のものを吸収してしまってはやっかい、なことはわかります。英語と違って、スペイン語学習用の教材は少ないので、それらの教材をやりつくしてしまった後は、どんなものを教材としていけばいいのか悩むところです。考えます。
とにかく
みたいなので、そうするように心がけます。