DELE C2合格までの記録⑳:合格までにやったこと【口頭試験編】(5)

前回DELE口頭試験対策としてC1合格までメインでやっていた自己完結型(多分)学習『(スペイン語で)独り言』に関する詳細を記しましたが、今回もその続きで、その学習効果をアップさせる方法や巷の評判や心構えなどを見てみます。

前回記事↓↓

スペイン語の話術上達なくしてDELE口頭試験攻略はありえない、と当たり前のことを綴った前回でしたが、今回は『自分の言いたいことや考えをスペイン語で口頭表現する』ための能力向上目的のトレーニングとして個人的にやったことを具体的に書いていきます。
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【レベル別】DELE口頭試験対策(レベルC1合格まで編の続き)

◎自己完結型『(スペイン語で)独り言学習』おさらい

前回記事から抜粋・再掲します。

『独り言学習』の醍醐味独り言学習法色々他の独り言バリエーション

『独り言学習』の醍醐味

  • 独りでできる。
  • どこでもできる。
  • いつでもできる。
  • 自分の頭とハートさえあれば他には何もいらない。

『独り言学習法色々』

  • ①独りフリートーク形式
    :頭に浮かんだことを好き放題好きなように好きな時に単に口にするもの
  • ②【メイン】スピーチ形式
    :始終こちらが一方的に独りで話すのだけど、聞き手や聴衆がいることを想定して、特定のテーマやコンセプトを設けてそれについて論じたり聞き手に説明したり訴えかけたりするもの
  • ③独りロールプレーイング形式
    :実際に目の前に対話相手がいると想定して、様々なシチュエーションにおいて様々な役割を演じる妄想会話シミュレーション

②③よりお手軽、①より負荷ある例↓↓

『スペイン語で誰かに何かを説明する』練習

  1. 『〇〇(用語・コンセプト・定義)ってどういうこと?』『どういうときに使われるの?』『〇〇について論ぜよ』などと質問されたシチュエーションを妄想して、
  2. 『それはですね・・・』と相手に一方的にスペイン語で説明する体で話す。出来る限りながながと。でも、ひたすら意味なく長々しててもあれなので、なるべく順序立ててうまくまとまるように心掛けつつ。

さらにもう一段階お手軽なやつ↓↓

ある特定の事柄やテーマに関して、

現時点で自分の言えることを言う、言える限りのことを思いつく限り言い尽くす。

この際まとまってなくてもいいから。この際悪口でもいいから。この際感傷的でポエム的なことになっても誰もかまわないから。

というか、勝手に上で①②③とか適当に分類したばっかりに、適当がたたって、どこにも当てはまらないものがぞくぞくあとから出てくる、という感じになってしまってますが、もう一個だけいいですか?↓↓

③のロールプレーイングのテイストも多少含みながら、①のフリートークのテイストも含んでいる、かと思えば、②のスピーチテイストも多少、でも①②③のどのパターンにも属さないとも言えそうな

自分との会話

です。

対話相手や聞き手が目の前にいることを想定してするものとした①②③のパターンとも違って、対話相手や聞き手と話し手の両方の役割を一人二役でこなす、というのともちょっと違う、

自分(又は自分の中の誰か)を“あなた、君”=“tú”として話しかける。

というものです。

例:何かに対してうしろめたく感じている自分を発見したら

“¿Por qué te sientes culpable?”

などと実際に声に出して自分に問いかけてみて、

“No lo sé, pero tal vez es porque~”

と好きなだけ納得いくまでやりあう。自分と。

他には、自分と相談する。自分をののしるそして言い返す。とか色々なパターンがあります。

ただし、あまり深入りすると、スピリチュアルな方向(内なる対話、みたいな)に逸れて行きかねないので要注意。

より詳細な内容は前回記事で。

◎『独り言学習』効果をアップさせる方法

ところで、そもそもこの

“独りごつ”

という行為の実践自体がもうそれだけで意義も効果もあるものだと思うのだけど、もし、もしだけど、もしそこからさらに何か得られるものがあるのだとしたら、得ない手はない、っていうのが向上心旺盛な(=必死な)学習者の本音であります。

てなわけで、ここからは、さらにこの“独りごつ”ことの学習効果を最大限に生む方法について掘り下げます。

まあ、つまり、浮かんでは消え消えては浮かぶ類の果てしなくふんわりした“独り言”なんてものを、なんとか形あるものに仕立てあげて残すことで“(自分にとって)価値あるもの”へとなにがなんでも昇華させる方法です。

その方法とは、

『メモ』

『独り言の録音』

のふたつです。

まずひとつめ↓↓

基本:忘れたくないものはメモする

考えても考えても考えているだけでは浮かんでこないようなこと、考えてみたこともなかった或いはあるかもしれないけど覚えてないようなこと、又は、記憶の彼方に埋もれてすっかり忘れ去ってしまっていた自分でもハッとするようなこと、などが

実際に口を動かして声を出してしゃべっているとポッと出てくることがあります。それが独り言でも。

そして、そんな、ポッと出のものってのは、同じく、ポッっといとも簡単に消えて忘れてしまえます。跡形もなく。ポッと出てきたこと自体忘れます。軽く1時間後いや10秒後にはもう覚えていません。

何もしなければ。

何もしなければ。

という傾向を自覚しているひとりの語学学習者として取っている個人的対策は、ポッと何か出てきた瞬間に、それが覚えていたい忘れたくない類のものであれば、

メモすることで記録に残す

手書きメモであれボイスメモ(録音)であれ

新鮮なうちに。

そして、このケースが大半となるだろうけど、すぐに又は“忘れないうち(時間の長さに個人差あり)”にメモできる状況にないなら

その場で何回も繰り返し言っとく

と言っとかないよりはだいぶいいです。

ちなみに、この繰り返しに関しては頭の中でやっても有効です。でもやっぱり、声に出した方が、その言葉を繰り返し発した口が覚えている、そしてそれを繰り返し聴いた耳が覚えている、と言う風に、記憶が蘇るきっかけ要素が増えるのでより確実です。

そうやって短期記憶であれ記憶に残すためにひと手間かけることで、ある程度の時間が経っても、あー、なんかさっきポッと出てきたよな、なんだっけ、ポッと出てきたやつ?とポッと感の余韻という引っ掛かりが、充分にぼんやりながら、でも確実に残ることになるのです。

個人的には、その余韻の残骸効果は一日二日なら持ちます。まあ、そういう風にひと手間かけても余裕で一生その気配すらも戻ってこないということもありますが。

そうこうして、運よく、ポッと出の考えやフレーズや表現などを蘇がえらすことができたらすぐさまそこでメモってやります。

このメモりにメモって蓄えた“宝の山”は、文章であれ口頭であれ自己表現するときに使い回せる表現ストックとして大活躍します。

こんな風に、お。いいの浮かんだ忘れたくない新鮮なうちにメモしようメモしたった、という一連の過程が、メモった内容の記憶定着度を高めることに繋がるようなのです。個人的にもその実感はあります。

次にふたつめの効果アップ方法です。

◎基本のき:独り言の録音

なんなら、必要不可欠、と言ってしまいたいぐらいです。

第一に、“ただの独り言”と“語学トレーニングのひとつとしての独り言”のボーダーラインは、

  • 言いっぱなしか
  • それとも録音して聴き返すか

にあると思われます。

というのも、録音することによって、

“ただの独り言”が、“語り”となり“スピーチ”となる、つまり

“価値ある独り言(自分にとってのみだとしても)”

へとグレードアップされるからです。

考えてみれば、そもそも録音というのは、あとで聴き返すためにするものです。

裏をかえせば、聴き返す価値のある独り言、でなければ録音する意味もありません。

ちなみに、ここ『独り言学習』での“録音”の目的は、上述のメモすることの目的でもあった“記録に残す”ためというよりは、主には“出来具合のチェック”のためであります。

なので、ここで言う“聴き返す価値のある独り言”とは、決して完璧な出来のものではなく、間違いや変なとこがあればあるほど又いびつで不完全で稚拙で未熟なほど、聴き返す価値があるもの、となります。

それでこそ、自分の話すスペイン語の改善・向上の足がかりとなるわけだからです。

つまり、録音した“聴き返す価値のある独り言”を聴き返すことは

『独り言学習』自体の完成度をぐんっと上げます。

もちろん、言いっぱなしの独り言でも、スペイン語でしゃべるというトレーニングとしてそれだけで成り立つのは確かだけど、この“独り言を録音して聴く”というただの最後の〆っぽくも見えるプロセスが、実はメインパートだ、と言っても過言ではないような気すら個人的にはします。

とにかく、学習効果アップは確実です。

*なにを録音するか

これは、メモ的な録音(ボイスメモ)というよりは、“よし録音するぞ”という心構えをしてから始める種類の独り言になってくると思います。

まあ、その心構えというか心意気にみあったものというか、要は、録音して聴き返す価値のある内容のもの、という意味あいですが、そうすると、おのずとある程度録音対象が限られてきます。

例えば、お風呂での気ままな独り言は録音価値あり候補から外れます。いや、そもそも、“よし録音するぞ”と構えて始める独り言は、気ままなものには多分なりえません。でも実は、個人的には一番熱が入るのがお風呂に入っている時の独り言だったりするのですが、お風呂での独り言に熱が入るのは気ままにできるからこそ、とも考えられます。

そうやって考えだすと、さまざまなタイプの独り言があるわけです。

で、じゃあなにを録音をするか、となると、やっぱりフリートーク形式のものや自分との会話みたいなものよりは(まあそれをずっと録音するのも難しいだろうけど)、スピーチ練習とか独りアーティクルディスカッションとか独りロールプレーイング形式の独り言の方が適しているのは、後で聴き返すことの意味も考慮すると学習効果的にみても明らかです。

まあそもそも、一般的にも、面接試験などのスピーチ練習や質疑応答のやりとりの練習の際は、録音して後で聴き返すというプロセスは基本のきだとは思うのですが。その場で一緒に聞いて酷評だろうが正直に意見してくれる上に改善のためのアドバイスまでもしてくれるようなティーチャーがいない学習者にとっては。

*独り言の録音が重要なわけ

その理由は、その録音はなんのためにするのか、というところにあるように思います。

その録音はなんのためにするのか:

  • 自分自身の話すスペイン語を客観的に聴くため
  • そして客観的視点から自分の現時点での実力を評価するため
  • そして現実を知り、弱点と要強化ポイントを把握するため
  • そして改善策を練るため

結局要は、自分のスペイン語話術向上のため、以外のなにものでもないのですが、でもより効率的に、って話であります。

自分で自分に現実を突きつけて直視させたり、自分の羞恥心や自尊心あたりをつついたり、自分を居ても立っても居られないような状況に晒したりして、より刺激的にそして効率的に、っていうメソッド。

自分の話すスペイン語の録音音声を聴くという、もう、なんというか、グムムヌムムというような言葉にできないいたたまれない気持ちからすぐにでも停止を押してしまいたい衝動に駆られるのを抑えつつ頭かかえながらでなければやってられないような行為を最後までやり通し、客観的になんてなれるわけないと本心では知っていながらも可能な限り客観的視点からのジャッジを下すわけです。

ひどい

というジャッジを。

まあ、そこの現実を受け止めないことには、始まらない件なんで。

語学とやらは。

でも、良いように言えば、いろんな意味で刺激的です。

個人的には、慣れれば変な羞恥心みたいなものも薄れて、我ながら結構楽しめます。いろんな意味で興味深いということもありますが、それより、単純に笑えます。

結局、客観的視点から、と言っても、自分のものだからこそ、ささいなことでも気になったり笑えたり改善努力をしようとしたりするわけだし。

あと、同じ題材についてのスピーチの今と昔の出来具合を比較するのも、成果の程がみえるのでなかなかに有益だと思います。

◎【巷の評判】効果抜群と言われてるらしい

ここまで『独り言学習』について掘り下げてみたのは、ただ単に、個人的にやって結果論的ながら効果あった(気がする)、ということだけが理由ではなくて、調べてみた結果、れっきとした学習法のひとつであり、そして巷(=ネット語学界)でも、

抜群の効果がある

と言われているようだからです。

それも、スピーチ練習などの効果あって当然だろうという種類のものではなくて、いわゆるフリートークスタイル独り言(※)に関して言われていることのようなのです。

(※)フリートークスタイル独り言(=独りフリートーク形式の独り言)
:頭に浮かんだことを好き放題好きなように好きな時に単に口にするもの

(さらなるスタイル説明はこちら»前回記事

でも考えてみれば、確かに、このフリートークスタイル独り言が一番、

日常的にスペイン語漬けライフを送るにはぴったり。

と言えるかもしれません。

なんというか、一番ネイティブスピーカーの日常的な思考に近づける方法、というか。

なかなかにスピーチ練習に日々励むネイティブも少ないだろうし。

結局、語学(スペイン語の)なんて

どんなけスペイン語漬けになれるか

が勝負の世界だと思うのです。

その点からいうと、このフリートークスタイル独り言で日常を埋めれば埋めるほど、どっぷり漬かれそう、なのはたしかです。

まあたしかに、抜群の効果って、ざくっと言われても、いったい具体的にだれにどんな効果がどれほど及ぼされたってんだよ、ってつっこまれるとなんとも言えないのが正直なところなのだろうけど、成果の感触とその表現にはどうしても個人差が出るものだから、ただそういう風に感じた経験者もいる、という参考程度のことにしかならない点はもうあきらめるしか仕方ありません。

個人的なフリートークスタイル独り言経験談をすると、今までそもそもそんな評判も効果のほどもよく知らずに、なにもやらないよりはだいぶましだろうよ、ぐらいの気持ちで、でも思い返せば結構ふんだんに存分にやってきました。

なので、巷の評判を知った今、そうかあれを“学習”としていいんだな、じゃあ、先日“自分のスペイン語力がある程度まで到達するまでにやった勉強時間数の合計”みたいなものをざっくりカウントしてみたけど、そこにはこの『独り言学習』時間を含めてなかったなあ、仮にその時間も含めたら莫大な時間数になるわあ、なんてこともぼんやり思った次第です。

(参考記事»スペイン語独学学習スタイル:かける期間と時間数と上達度の関係

ところで、話術に関しては、確かに、キャッチボール形式の対話相手ありきの会話でないと磨かれえない能力もあります。例えば↓

  • 自分の想像を超えた質問や返しに対する反射神経
  • 相手あってこそ生まれる空気感の読み方や間の取り方
  • 前のめりに相手の話をさえぎるテクニック(かぶせ技・食い気味の技・割り込みの術・そのタイミングの掴み方)

と、挙げ始めたらきっときりがなさそうだから、ここらへんにしときます。

ここらへんの能力に関しては、もう、実際のリアルコミュニケーションの場でしか磨いていくことができないものだ、とバッサリ潔く割り切るしかないのでしょう。

でも、『独り言学習』にはこんな利点も。

リアル対人だと、昨日なにした?なんて尋ねられても、だいたい人に話して面白みのあることなんか特に何もしてないから、モゴモゴしてしまった挙句、別に何も。しか出てこず弾まずじまいです。

その点独り言だと、昨日なにした?と想像上の対話相手に尋ねられたとして、返答内容が、掃除した洗濯した一日中寝てた、とか1ミリの面白みも膨らませようもないことでも、そんな回答しかできなくて申し訳ない、などと思わないで済みます。なんなら、スカイダイビングした、とかの壮大な嘘をついてもかまいません。

つまり、対話相手の興味や好みなどを一切考慮する必要なしに心置きなく延々とでも自分勝手なくだらないトークを続けることができます。

まあ、それこそが独り言の醍醐味であると同時に、独り言の味気なさ(あ、言ってしまった)でもあるのです。お互いの存在を気遣いあって(≒遠慮しあって)交わすのがリアルな会話なわけだから。

ついつい味気ないなんて口が滑ってしまったけど、とにかくなんにせよ、独り言学習の可能性は無限大だと思います。

ただ、つらいのは、結局“効果抜群”といえども、

やり方と本気度次第

ということにしかならないっぽいところです。

そういう面では、なにかしら準備は必要だと思うのです。心の準備そして物理的な準備の両方。

◎独り言学習に必要な準備

え?独り言に準備?

前回記事にもここの初めの方にも記したように、

独りでできる。

どこでもできる。

いつでもできる。

自分の頭と心さえあれば他には何もいらない。

が、

『独り言学習』の売り

でしたよね?

ええ、しかしながら、唯一必要なものがあります。

そう、あれ。

強い意志

です。

その正に独り言の利点である、いつでもどこでもできるという点が、逆に働いて、いつでもできそうだからこそなかなかしない、という流れを生みがちです。

その流れにやすやすと飲み込まれないためには、

とにかく実際に独りごち続ける

という行動力とその効果に賭けてみることに決めた自分自身を信じる心を支えられるだけの、揺るぎないブレないタフな意志が必要です。

あ、唯一じゃなかった、まだありました、あと、物理的な問題として、独り言学習において実は一番重要かつ難関所かもしれない、

周りに迷惑かけない環境の確保

のクリアも必要です。

人によっては、大した問題でもないかもしれないけど、例えば住処に同居人がいると結構迷惑をかけることになります。音読や瞬間作文などの発声を伴うトレーニング時にも悩まさせる部分であります。

しょーがないなあ、長電話とかテレビやラジオの音みたいなもんだと思うことにするよ、と我慢してくれるような寛大で理解ある同居人や家族でも、長期間続いてそれも毎日のこととなってくると、“騒音”以外のなにものでもなくなってくるのは想像に容易いです。

そして結局こちらとしても遠慮なく思う存分独りごちたいわけなので、なにか策を練ったほうが良いに決まっています。

一番現実的で且実現可能な解決法として浮かぶのは、家を飛び出す、です。つまり、外を歩きながらだったり、近所に公園や川べりなどの声出しトレーニングに最適スポットを見つける、あたりです。

とにかくなんにせよ、

『ひとりで気兼ねなく声を出せる状況』作り

が必要になってくるのですが、ここでも、“強い意志”がなければ、

“そこまでする必要が?”をどうしても越えていけません。

*フリートークスタイル独り言のグッドタイミングランキング個人的ベスト3

このタイミングを有効活用しよう、と事前に決めてやっていたわけでもなく、隙あらばスペイン語で独りごちてやろうと意気込んでいた日々を思い出した時に、そういえばなんかはかどってたなあ、と気付いたタイミングです。

  • 第3位:寝る前の布団の中(その直後見る夢に影響ある可能性要考慮)
  • 第2位:散歩時(歩き・自転車・ジョギング・移動時:マスク着用推奨
  • 第1位:風呂タイム(響くから音響的に抜群:近所迷惑や同居人迷惑は要配慮)

あとがき

結局、語学(スペイン語の)なんて

どんなけスペイン語漬けになれるか

が勝負の世界だと思うのです。

出典元:上で自分の書いた文章

そして、

言語学習者は常に切実にそんな〇〇語漬けの機会や方法を探しています。

でも、待っててやすやす訪れるものでもありません。

つまり、自分でその〇〇語漬けになれる機会を作り出すことも時には必要です。というか、自分で作り出さずして誰が作り出してくれるのかって話なのかもしれません。

てなわけで、シンプルなわりには効果的なフリートークスタイル独り言で、スペイン語(界)にドップリ漬かって、“自分のスペイン語”の発酵経過を観察してみるのも悪くないと思います。

話す内容もフリーだし

経済的にもフリーだし

ストレスフリーだし

おまけにハンズフリーだし

スペイン語漬けライフ研究始めました↓↓

自分のスペイン語を発酵させたい熟成させたい洗練されたものにしたい、味沁み沁みでコク深い味わい深いものにしたい、と望むなら、“スペイン語漬けライフ”に意を決してドボンッと勢いよく、でもいいし、体の末端部分からソロリソロリと、でもいいから飛び込んでみるのも悪くないかもしれません。

前回記事↓↓

スペイン語の話術上達なくしてDELE口頭試験攻略はありえない、と当たり前のことを綴った前回でしたが、今回は『自分の言いたいことや考えをスペイン語で口頭表現する』ための能力向上目的のトレーニングとして個人的にやったことを具体的に書いていきます。