語学においてのリテンション能力について


スペイン語Q&A

①Q:リスニングや会話中に、聞き取れたと思ったのに、聴き終えたあと内容を覚えていなかったり要点がわからないことがあるのですが、どうしたらいいですか?

A:リテンション能力アップで解決できます。

②Q:一瞬前に自分が言ったことや使った主語などをすぐ忘れてしまって、うまく話せないのですが、どうしたらいいですか?

A:リテンション能力アップで解決できます。

③Q:検定時に、リスニング音声をしっかり理解しつつ聴きながら、同時に問題文や解答の選択肢を読んだりできないのですが、どうしたらいいですか?

A:リテンション能力アップで解決できます。

④Q:リスニング音声を聴きながら、その内容のメモをちゃんととれない、逆もしかりで、ちゃんと書くとリスニングがおろそかになって内容が理解できない、ということが起きるのですが、どうしたらいいですか?

A:リテンション能力のアップで解決できます!!!

(スペイン語中毒部自作自演)

・・・・・・・・・!!そのリテンション能力ってなんなのっ!?

そんな自分自身に↓

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◆リテンション能力とは


一瞬又は少し前に触れたスペイン語文やそこから得た情報を頭の中に保持する能力:短期記憶保持力です。

語学において、読む・聴く・書く・話す、の全ての技能において、リテンション能力がないと、文章や会話の前後のつながりがわからなくなって、いとも簡単に、方向や一貫性を見失います。最悪、スペイン語の大海原の中で迷子です。

スペイン語で会話中などには、 “えー、何を質問されてたんだっけ?” や “あれ、もう自分は質問に答えたっけ?”や “あれれ、辻褄が段々ずれていくぞ!” などの混乱が頻繁に起こります(自分だけかな・・・)。


まず、上記の問題はすべて個人的に抱えているものです。

①リスニングや会話中に、聞き取れたと思ったのに、聴き終えたあと内容を覚えていない、要点がわからない。

②一瞬前に自分が言ったことや使った主語などをすぐ忘れてしまって、うまく話せない。

③検定時に、リスニング音声をしっかり理解しつつ聴きながら、同時に問題文や解答の選択肢を読んだりできない。

④リスニング音声を聴きながら、その内容のメモをちゃんととれない、逆もしかりで、ちゃんと書くとリスニングがおろそかになって内容が理解できない。

などなど、ほかにもたくさんありそうですが、今のところ浮かんだのはこの4つです。

◆問題の原因と現象

これらの問題の原因は、リテンション能力がない、または、低いから、なのですが、そう簡単に言われても、なんだかよくわかりません。

なので、具体的に、そのリテンション能力がない又は低いことがどういう現象を引き起こしているのか、が知りたいところです。

例えば、上記のケース①「リスニングや会話中に、聞き取れたと思ったのに、聴き終えたあと内容を覚えていない、要点がわからない」では、主に耳で聴いたものを頭の中でリテンション(保持)する能力が深く関係してきます。

このようなケースで起きている現象は、

  1. 実は聞き取れていないというか、話の内容の大筋を理解できてない。
  2. 単語単語は聞き取れていても、それをつなぐ文法や語順が聞き取れてない。
  3. 聞き取るのに必死で、覚えて理解するとこまで及ばない。

などが挙げられています。

まず、上記の現象(c)は、経験不足(リスニングの量不足)からくるもので、慣れれば慣れるほど楽に聴けるようになるので、その暁には、出た余裕を理解したり覚えたりするところに充てるようにすることで解決できる、とのことです。

そして、上記の現象(ab)は、つまりは、単語単語や一文一文を聞き取れてスペイン語のまま理解できたとしても、それをつなぐ文法や語順(接続詞など含む)が聞き取れてなかったり、もっと大きな話の筋や全体の構成がつかめていないがために、最終的に、文章全体の内容を把握できないでいる、という現象です。

この好ましくない状況を打開するためには、リテンション能力を向上すればよいのですが、はて、どうやって?

はて、どうやって!?

◆リテンション能力向上の方法①

独自調査の結果、憧れのリテンション能力を獲得するためには、リスニングの経験値を上げるのは当然のこととして、その中でも、漠然と数をこなすのではなくて、意識を変えてあらゆるリスニングに取り組むことが重要、なんていう凄く言ってしまえば曖昧模糊な戦略が浮かび上がってきました。

「意識を変えて」の中身↓

  • 細部にこだわって止まったりせず、話してる内容の大筋を理解することに集中して聴くことを意識する
  • 常に相手が今何を話題にして、どんな結論に向けて話の筋をもっていこうとしてるのか、を意識して聴く
  • もっと、周りや内容全体の景色を見渡す余裕をもって聴き進めるよう意識する

例えば、わかり易いところで、音声中に出てくる、たったひとつの未知単語に、コテンパンにやられてしまうことがあります。

リスニング中に遭遇した未知単語にハッとなって、そのひとつの未知単語という細部にこだわることによって思考が止まってしまって、その後の話の流れについていけなくなり、内容の大筋や主張を見失う、ということはよくあることだと思います。

個人的には大体これが原因で、最後までついていけず内容がつかめないという失敗をすることが多いです。

そうならない為に、未知単語が出てきても、それにこだわって引っかかってしまわずに、話の流れに最後まで気合いでついていく、ということが重要で、そして、それを意識して日々リスニング訓練を積み重ねていかなければならないと思われます。

具体的に意識して注意するポイントは:

  • 細部にとらわれずに要点をつかむ為に、話の筋や展開だけを追っていく。
  • 話の全貌を見失わない為に、一言一句に気を取られて、その後何言っているかわからなくなるようなことは避ける。
  • 話の構成(筋・文脈・前後関係)を意識して聴き進める。

◆リテンション能力向上の方法②

また、実際に、音声テキストを正確に聞き取れる(理解する)力のある人、つまり、リテンション能力のある人は、聴いた瞬間に聴いたものを頭の中でイメージ化して頭の中に残す、という作業を自然にこなしているそうです。

そうすることによって、完全に文章を覚えていなくても、曖昧な部分は、文法のパターンや前後の単語や文脈から推測して補うことができるのだそうです。

このことから、リテンションするためには、文法や語彙も完全に理解していなければならないということや、また、リテンションは、聴いたものの丸暗記、とは違うのだということもわかります。

つまり、リテンション能力の向上の為には、音声から内容をイメージとともに聞き取る(つかむ)ことを常に意識して聴く、ことが大切、ということになります。

◆まとめ

なんか意識する系の話ばかりになってしまいましたが、それでも、ただたくさん聴けばいいという話ではない、ということは分かりました。

そして、色々意識しながら聴く、ということが大事なのも納得できたのですが、なんか難しそうだなあ、とため息がでます。

結局、リスニングやリテンションにおいて、リラックスして聴く、ということが一番目くらいに大事なのではないか、と思います。ただし、集中して、です。

リラックスしつつ集中して聴く・・・・むむ・・まるで、修行です。

あとは、リスニングや会話時に、話に最後まで迷子にならずについていく、ということもすごく大事そうで、そして今の自分にできてないことです。

明日からさっそく、細かいところにとらわれず大きく捉える、ことに意識をおいて、集中して、その上リラックスして、リスニングに取り組んでみます。

次も、引き続き、「リテンション能力向上の方法」について考えたいと思います。

⇒「リテンション能力2」へ続く