速読5:スペイン語独学読解


スペイン語の多読速読訓練において、目指すべき速度はどれくらいよ、について考えてみます。速読4からの続きです。

いったい読む速度の速い遅いの基準てなに?

多読を通して自然な速度アップをめざす、時間とは闘わない、と言いいながらも、でもやはり目指すべき速度の目安、てものは知っておきたいものです。

1分250~300語

これはネイティブの読むスピードだそうです。

これが一番分かり易い基準だと思います。ただし、これはリラックス読書時の目安で、読んだ内容を要約して発表しなければいけない時や、問題を解く時の読み方とは区別されていて、その際のスピードはもちろん落ちるようです。

ここで、自分はネイティブではないし、今後ネイティブにもなれないから、という紛れもない事実を言い訳として、

1分200~250語

を勝手に自分の目標値とします。そうはいっても、私にとってその目的地は遥か遥か彼方です。

私が読んでいるのは小説だったり哲学本だったりで、味わって読んでるんですもんの言い訳の元、速く読もうとはしてないのですが(というかこれ以上速くすると理解しながら読み進めないのかも)、遅いです。現在の速度は、1分100~130語とかで、1時間読んで20~25ページ進む感じです(一般的な小説1ページ約300語計算)。ネイティブ速度の半分以下です。ま、集中力切れ切れな時なんかは、1分50語又はいっこも進まないなんてことも多々あります。第一段階として、せめて、リラックス時でも150~200語/分くらいにはなりたいなあ、と夢見ます。もしや、日々速く読もうとして読まないと速くならないのかな?ともうすうす感づいていますが、半年前くらいに初めて速度を測ってみた時には、既に小説を何冊か(速度など気にせずにではあるけど)読み終えていたにもかかわらず、1分80語ぐらいだったことを考えると、改善はみられるので、今のところは読み続けるだけにします。

しかしながら、念のため、速く読もうと心掛けて読む際の注意点などを把握しておいても何の損もないので、記しておきますと。

  • 後戻りせず頭から読み進める、絶対に。もし一度でも後戻りしたら死ぬ決定、いや、1回だけは見逃してやる、などの厳しい自分ルールを作って挑む
  • こんなことで死にたくないから、後戻りしない為に、指でなぞりながら読む(指なぞり読みを速読には逆効果・非推奨とする方もおるようです、各自で試してみて要判断)
  • 速く読んでやる!という気持ち・勢いを持って挑む
  • タイム測って日々記録(成長過程を見てじりじり/にやにやする用)

あと、単語1個1個追うのではなくて、文中の複数の単語を意味単位の塊で視覚で捉えて、パッパと読んでいく、など他にも様々な方法があるようです。気が向いたら、たまにはどれか1個でも取り入れてみるのもいいと思います。特にに関しては、厳しい自分ルールはなしにしてもいいから、後戻りせずに読み進めることを心掛けて、それが習慣付けば、結構スピードアップ可能なのかも、と考えます。

速読6」へ続く


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