瞬間西作文をする際の注意点の見直し
この瞬間西作文の訓練の目的は、つまるところ、
ことだと思います。しかしながら、それが最優先だけれど、自分の使いやすい語彙や表現ばかり使ってしまいがちになると思うので、自分に馴染のない使いにくいものも身に付ける為にも、この瞬間西作文は役立つと思います。
そして、何度か書いてる(ような気がする)のですが、実際の訓練時に一番大事なのは、
ことだと言われています。そして、それが正しいのだろうなという実感があります。
つまり、きっかけとなる日本語の文章を頭の中でスペイン語に訳す作業をしたのち、その訳文をそのまま読むように口に出すのではなくて、きっかけ日本語文章の意味を即座に読み取ったら、そこからフワッとイメージを連想して、その連想したイメージを直接スペイン語に変換する、が正しい、というか、結局自分の会話能力をいち早く向上させる為になる方法だと考えます(うまく説明できてるか自信ない)。
実際、瞬間西作文を始めた当初は、この「イメージを介することの大事さ」を知らずにやっていて、途中からの「意図的イメージ介入」への切り替えはなかなかのくせものでした。はじめから意識してやっておくべきだったと思います。
● ここで注意点の再確認
◆ミスを気にせず、スピードを落とさないようにする
個人的感想・反省:
(個人的)はいここ!!
一番個人的に心掛けるのを忘れがちだった、あー注意点を再確認してみてよかったと思ったところです。そして、そういえば、この訓練の名前は『瞬間』西作文、だということを思い出しました。
たしかに、近頃どんな学習メニューにおいても、なにかがなにもかも緩んでいて、個人的に一番苦手なスピード勝負を避けていたような気がします。
なんせ独学だから自分のペースで出来るので、気ままさやリラックスが過ぎることも時には(否、頻繁に)あります。この機会にできるもんなら心を入れ替えて、今日から、いや明日からは、ここに細心の注意を払って励んでみます。
あと、ミスを気にせず突進、ていうところもすごく大事そうです。
◆結局、これが、遠回りにみえて一番の近道
◆難しいものを無理にしようとすると学習効果が落ちる
個人的感想・反省:
これは始めたばかりの頃の段階だけの話ではなくて、慣れてきた頃でも、扱う素材のレベルへの配慮は重要だと思います。この点に関しては、個人的に、スペイン語素材不足の為、難易度中間レベルのものやもっと口語的なものをあまりできていないような気がします。
これを埋めるべく素材探索に励みます。
◆書くのを続けると、口から出す前に頭の中で作文を完成させるくせがついて抜けない
個人的感想・反省:
これに関しては、個人的には、初めの腹立たしい瞬間西作文用のノート制作(瞬間西作文1参照)のために書くだけで、その後のメイン訓練では書く作業はやっていません。
◆暗記してしまうと、他のシチュエーションで応用がきかなくなる
◆現時点で持っている文法知識をもとに毎回毎回自分の力で文章を組み立てるように心掛けることが大事
個人的感想・反省:
これもちょっとおろそかになりがちな心掛けポイントです。逆にここを気をつければ、応用力がついて、無限にある構文・表現・語彙の組み合わせを自由自在に操れるようになれてすごい上達するかもしれません。
実際、意図しなくても繰り返してると結果的に暗記してしまっている文章もあるのですが・・・。でも、本気で心の底から、柔軟性のない応用のきかない人間になりたくはありません。自由自在な組み立て能力が欲しいです。
◆細かいことは気にしない
◆模範解答と多少違っても、文法的に間違いがなく意味があってればよしとする
◆自然なスペイン語、にとらわれない
個人的感想・反省:
あ、これも、あまりできていませんでした。例えば、意味はほぼ同じなのに別の副詞を使ってしまったような時にゃあ、「ちっ」が自然ともれることがあります。これこそ柔軟性のない応用のきかない人間の典型です。ほんと気をつけます。
● まとめ
さらりと、瞬間西作文に関する注意点をおさらいするつもりだったのが、予想外にできてないことが多くて、すごく自分の為になりました。
そして、だいたいこんなニュアンスのアドバイスを語学の達人達にしてもらったのだと理解しました。
『言いたいことの半分(又は4分の1)もまだすらりと出てこないくせに、自然さや流暢さ求めてんじゃねぇ』
これらの大事な点を踏まえて、新たな気持ちで取り組みたいと思います。
其の四へ続く↓