DELE C2合格までの記録⑬:合格までにやったこと【西作文編】(6)

今回からは、スペイン語作文能力向上の戦略の一環として、対策本から頂戴したアドバイスからネイティブに添削してもらった際に言われたこと、そして文法書から得た知識からはたまた自分の勝手な思い込みまですべて含めて、いままでに個人的に注意してきたポイントをまとめてみます。

前回↓↓

今回は、“C2合格までの西作文練習における戦略”実行中における“時間があっても書けない場合”に個人的感触として効果的っぽかった対策:瞬間西作文、関連表現収集とコンセプト固め、作文手順のパターン化、などについて記したいと思います。
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スペイン語文章を書く際の注意点まとめ

まず始めに参考までに、以前記した、『ネイティブに添削してもらった際に注意されたこと色々』を再掲したいと思います。

参考:記事から抜粋↓

ネイティブによる作文添削にて注意されたこと色々』(再掲)

ここからは、上に書いてあることと重複してしまう部分も出てきますがご了承ください。

◎正しく書くためのルール編(手書き時)

もうこんなの書きだしたらきりがないから、実際に自分が、あれ、これどうすんだ、と引っかかったことがあることだけここにいくつか取り上げます。

①改行時に単語の途中で分割しなければならない時の正しい切り方

こういうの↓↓

kaigyo

改行時に単語を分割する例

このように、単語の途中で分割して改行する場合は、行末で音節の境界を示す(行末の単語が途中で切れていて次の行に跨って続きがあるということを示す)為に、前の行末の単語の分割部(右端)に、[](ハイフン:guión)をつけます。

そして当然、正しい切り所というものが存在して、どこで切ってもいいというわけにはいきません。

ルール:音節の区切りでしか、分割してはいけない

自分が持っている文法の参考書にも以下のように明記されています。

語を分けて、次行に送ったりする場合にも、語の綴りを音節によって分割することが必要になってくる。

【『中級スペイン文法』:p.21.「6.音節」】

スペイン語文を音節に区切ることは、正しく発音するために重要なことですが、文章を正しく書くために、特に単語の途中で行を改めるのに知っていなければならない知識です。

【『改訂スペイン語の入門(白水社)』p.157.「3.音節の切り方」】

単語の途中で行を改めるときは:

a)音節の途中で切り離すことも

b)母音1個だけを切り離して次の行に送ったり(※1)

c)母音1個だけを前の行に残して、行を改めることもできません(※2)

【『改訂スペイン語の入門(白水社)』p.158.】

参考書『改訂スペイン語の入門(白水社)』内で挙げられた例で説明:

(※1)

desea:[desea](←本来の音節での区切り)

行を跨って分割する時、[desea]はOK、でも[desea]とはできない(“dese-”を前の行に残して、切り離した最後の“a”だけを次の行に送ることはできない)。

(※2)

aparato:[aparato](←本来の音節での区切り)

行を跨って分割する時、[aparato]と分けるのはOKだが、[aparato]とはできない(“a-”だけを前の行に残して、“parato”を次の行に送ることはできない)。

ちなみに、一番上の例でいうと(再掲)↓↓
kaigyo

改行時に単語を分割する例

一行目の行末の単語transparenteの音節の区切りは[trans-pa-ren-te]、また、二行目の単語cristalino[cris-ta-li-no]となっていて、この音節区切り以外の所では分割できません。

例えば、[tra-][nsparente]には分割できないし、[crist-][alino]にも分割できません。

ところで、音節とは何か

基礎の基礎すぎて、逆に気にしたこともなくふわーっとした把握でなんか格好良くいえば“感覚的”になんとなくやってきてしまった自分のような人のために、おさらいの意味でここに記します。

音節(sílaba):

―発音上の音の節

【『改訂スペイン語の入門(白水社)』p.157.「3.音節の切り方」】

―切れ目なく一気に発音される1つ以上の単音の連続したもので、言語の音声面の単位である

【『中級スペイン文法』:p.21.「6.音節」】

そして、もちろん

音節の正しい切り方(分綴法)

というものが存在します。

ここで、『改訂スペイン語の入門(白水社)』p.157,158.から引用させていただきます:

音節の切り方のルール

※その前にちなみに母音文字はこの5個

[a][i][u][e][o]

そして、二重子音:[br][cr][dr][fr][gr][pr][tr]/[bl][cl][fl][gl][pl][tl] ([tl]は二重子音と見なされないこともあるそう)

ここから引用↓↓

  1. 子音は後に続く母音と組んで音節を作り、子音単独では音節を構成しない
    (casa[casa], paloma[paloma])
  2. 母音は単独でも音節を構成する
    (adobe[a-do-be], otoño[o-too])
  3. 母音母音に挟まれた2個の子音(二重子音を除く)は、それぞれ前後に分かれて、前と後の母音と組んで別の音節を構成する
    (desde[desde], mosca[mosca])
  4. 二重子音は1個の子音とみなす
    (templo[tem-plo], fábrica[fá-bri-ca])
  5. 二重母音と三重母音はそれぞれ母音1個とみなす
    (deuda[deu-da], estudio[es-tu-dio])
  6. 強母音と弱母音とが並ぶ場合、弱母音にアクセント記号があれば、弱は強の強さを持ち、強×強の組み合わせは2音節に数える
    (reía[re-í-a], oía[o-í-a])
  7. 複合文字(ch,ll,rr)はそれぞれ1個の文字と見なして分離しない
    (silla[si-lla], perro[pe-rro])
  8. 3個の子音が並ぶときは、前の2個が前の母音と組み、残り1個は後の母音と組む
    (constante[constan-te], perspectiva[perspec-ti-va])
  9. 4個の子音が並ぶときは、前の2個が前の母音と組み、後の2個は二重子音として後の母音に組む
    (construcción[construc-ción], abstracto[abstrac-to])
  10. 合成語は上の規則によってもよいし、構成要素によって分けることもできる
    (desagradable[de-sa-gra-da-ble]でもいいし[des-a-gra-da-ble]でもいい)

【『改訂スペイン語の入門(白水社)』p.157,158.】

いや~、8.とか9.とか10.とか、感覚的にはそう分けてたような気がするけどあやふやだったので、へ~、ってなりました。

とこんないろいろ書き写しましたが、実際、分割したい単語を辞書で調べれば、辞書によっては、音節の区切りが表記されているものもあるので、一発です。

でも、いちいち調べてられないからルールを覚えてしまっとけば手っ取り早くはあります。

また、200-400語ぐらいの作文を書いていたら、その度に最低でも1回は分割しなければならない機会があると思います。

いってみれば手書きの醍醐味(≒面倒な点)ではあるのですが。

そして、その機会が訪れるたびに、

  • 無理やり最後のほうになって急に気付いたように字を小さくしてぎゅうぎゅう詰めにして全部入るようにする、とか
  • 行の最後に謎の空白部分ができても気にせず単語丸ごと次の行に回す

とかいう不自然で荒業気味な対処法を施す、というのもありにはありです。が、

でもそれより、単語の正しい区切り方を知って、どんな長い単語でも、4個の子音行列ものでも、行の最後ででもどこでもいつでもドンっと来いっという姿勢でいた方がいいに決まってます。

なにを隠そう、よく自分も、区切り目に自信がないときは、この荒業で危機をすり抜けた気にならさせていただいています。

②ピリオド、コンマ、コロン、セミコロンなどの直後には、1スペース(半角)入れてから次の語を続ける【※タイピングの場合】

同様に、丸カッコ () (paréntesis), 角カッコ [] (paréntesis angulares/corchete), 引用符 ≪≫, “” (comillas) の直後にも。

もうここらへんは、スペイン語に限ったことではなく、英語でも同じことになってくるのだけど。

それに、この『半角スペース』入れる入れないはタイピングの場合だけの話になるのだけど。

だけど、そういうことも頭に入れておいて、手書きの場合は心の中でだけでも『半角スペース』を入れるよう習慣付けておけば、タイピング時にも忘れません。

そして、だんだんと、タイピング時『半角スペース』入れ忘れた日にゃあ、見た目的に息苦しくて窮屈な感じがしてくるようになります。ぎゅうぎゅうだから。

ま、デジタルだと、スペルミスとして教えてくれるけど。しかし、あの親切な機能上、ミスした時に出てくる赤かったり緑だったりのぶるぶるした細かい並々線とか点線とかが、だんだんと目障りになってくるんだから、ほんと人間(=自分)って勝手でやっかいです。

ところで、≪≫←これスペイン語キーボードでどうやって出すんだろ・・・

(※いまのところ本当に知らないから下の記事に正解は載ってません)

関連記事:スペイン語タイピング術↓↓

スペイン語仕様のキーボードにする設定方法 ◎PCの場合 (※Windows7で日本語OSという環境下でのみ検証済) ①: PC画...

③『etc.』:…など、…等々、その他いろいろ

etc.

  • etcéteraの略語。
  • 意味:その他いろいろ。…など。…等々。(英語のエトセトラに同じ)

例:

  • 『りんご、オレンジ、いちご、などを買い、それから~』
  • 『comprar manzana, naranja, fresa, etc., y después~』
注意点(1):

『comprar manzana, naranja, fresa, etc., y después~』の

, etc., の中身:

,』+『半角スペース』+『etc』+『.』 + 『,』 +『半角スペース

注意点(2):

文末に使うなら、[etc.]自体の省略形を示すための最後のピリオドが、文全体のピリオドの役割も兼ねるようなので、[etc.]だけでいい。

でも、上のように、文中の利用で、[etc.]の後ろに文が続く場合は、

直後に、コンマ[,][半角スペース]が必要。

注意点(3):

これは×→『manzana, naranja y fresa, etc.

これも×→『manzana, naranja, fresa, y etc.

これが→『manzana, naranja, fresa, etc.』

ところで、

『comprar manzana, naranja, fresa, etc., y después~』

がなんだかややこしい、という場合は、以下でも同じことを表現できる。

『comprar manzana, naranja, fresa y otras cosas, y después~』

④接続詞『y』と『o』の変化:『y』»『e』/『o』»『u』

これは、スペイン語特有のもので、個人的には、よく変化させ忘れます。

見直してやっと気付けるぐらいなことが多い件です。

ルール確認(必要ない方は飛ばして下さい):

接続詞『y』»『e』変化の詳細説明
接続詞『o』»『u』変化の詳細説明

見た目的な話というよりは、音的なことなのでしょう。

『y』の場合は、後からくる『イ』によって、前の『イ』の「…と、そして…」の意味が、そして、『o』の場合は、後からくる『オ』によって、前の『オ』の「…か、または」の意味が消されてしまう、という意味合いで。

これ全部、ここでわざわざ文字にするようなことでもないのだろうけど・・・

ちなみに、個人的によく間違えるところ(よく使うゆえ)

『y』»『e』変化:

×→「y incluso」

→「e incluso」

『o』»『u』変化に関してはほとんど当たらないので例えを絞りだしてみる:

×→「¿Era suicidio o homicidio?」

→「¿Era suicidio u homicidio?」

・・・こんなんしか出ませんでした。

⑤ピリオドとコンマは行の先頭にはこない

いや、そのミスはないよ。と思いきや。

急いで書いてる時、勢い余って、そうしてしまってることがあるんです。

ピリオドはさすがにないけど、コンマがたまーに。

私だけですかね。そうみたいですね。

まとめ

(なんか今回色々書いたような気もするし何も書いてないような気もする)

なにはともあれ、練習時も、

正しく書くことを意識して書くべき

正しく書けるようになりたいと熱望しながら書くべき

なのだろうなあ、と思います。

なんせ、そう意識してたってなかなか思い通りにいかないのに、意識してなかったら思い通りにいくはずもなさそうだからです。

だから、せめて、せめて、せめて、頭の片隅にでも置いておきたいものです。

そして、切っていけないとこで切ったりせず(«改行時の音節の切り方の話)、切らないからと言ってぎゅうぎゅう詰めにしたりせず(改行時の荒業の話)、距離を保つべきところで近づきすぎたりもせず(«半角スペース入れる話)、そんな風に心掛けることで、

ここでの最大の目的

足りない論理的さを補う。

をめざす。

という作戦なんです。

次回も引き続き、スペイン語文章を書く際に個人的に注意してきた点各種について記していきたいと思います。

次回記事↓↓

前回に引き続き、スペイン語文章を書く際に個人的に注意してきた点いろいろについて記していきたいと思います。今回は、文章力不足や論理的さ不足、さらには内容の中身のなさ、を補うための工夫各種、効果的な飾り付け方や格好のつけ方を。

前回↓↓

今回は、“C2合格までの西作文練習における戦略”実行中における“時間があっても書けない場合”に個人的感触として効果的っぽかった対策:瞬間西作文、関連表現収集とコンセプト固め、作文手順のパターン化、などについて記したいと思います。


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