深まる「語学上級者て何?どんな?」

ズレ注意
スペイン語上級者になることをめざして独学で勉強してきた中で、自分のレベル把握とモチベーション維持の為にDELE試験を何度か受けて、予想以上に苦戦した末ながらDELE上級C1レベル合格できたものの、実のところ、ちっとも自分がスペイン語上級者だとは思えません。まだ胸を張って上級者ですとは言えない、と胸を張って言えます。

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◆実際の語学能力の『上級』と検定の『上級』とには大きなズレがあるらしい


すこし悲しいくらいです。上級C1レベル合格できる頃には、すごいことになっているんではないか、と勝手に期待していたからです。で、実際はちっともすごいことになっていない、のが現実です。

そらスペイン語の挨拶も知らない人からみれば、スペイン語できる人、と見てくれるかもしれないけど、ネイティブやネイティブレベルの人からは、なにが上級だよ、笑える。所詮外国人用の検定でのレベルだわ、と確実に思われます。

そして、自身でも、どこが上級だよ・・・と思います。

なぜなら、はっきりいって、詰まって詰まってちっとも流暢に話せないし、いまだに、発話時にNo creo que ~以下に接続法使い忘れるし、文章もちっともすらすら読めないし、いつまでも何度読んでもわっけわからない文章にたまに出会うし、リスニングも1回聴いただけでは理解しきれないし、何度聴いても聞き取れはするけど理解できないものがあるし、書くのにすごく時間がかかるし・・・

あれ?あれ?あれ?予想と違う!!という実感です(勝手に期待してただけでしょ)。

多分、C1レベル合格した人にはわかる感覚だと思います。まさかもしやここがやっとこ上級者へのスタートラインなのか?といううすら寒い予感(秋口だから?)。もしかして、最上級C2レベル合格しても同じような感じのままなのかもしれません(合格してから述べよ)。

それはないと考えたい。だって、最上級ですよ。せめて、わたくし上級者ですと言い切れる、くらいのことになると期待したい。ここは、合格してから、感想を述べたいところです(ずっと先になりそうですが)。

「自称:上級者」はいやです

はい、それはいやです。

なら、どんな感じになったら、満足できるようになるのでしょうか。

でも、結局、自分で、“いやあ上級者になったわ” と思える日など訪れないのかもしれません。

実際、語学上級者になればなるほど、“持ってる検定のレベルや得点から判断されて生じる周りからの期待に自分の能力が見合っていない”というコンプレックスを抱えていることが多い、と聞いたことがあります。

結局、本当の語学上級者かどうかは、検定では測れないことなのかもしれません。

実生活や実社会の中で、周りのネイティブやネイティブレベルの人に『まあ、外国人にしては、上等じゃねえか』と思われてはじめて上級者感自覚じわじわ開始、となる気がします。

だからといって、語学検定を軽視するわけではありません。人によるかもしれませんが、少なくとももんのすごく没頭して勉強しないと合格できないものだと個人的には思うからです。

◆まとめ

期待に反して、まだ上級者だと実感できないのは残念だけど、そこを、つまり能力改善の余地がまだある、にザザッとすり替えて、性懲りもなく期待して、とにかく続けます。

“マニアの域”“ネイティブでも困難”と言う人もいる、DELE最上級C2レベル合格を目指すのは、もしかして報われたがりすぎなだけなのかもしれませんが、今はとりあえずそこに向かって歩を進めていきたいと思います。

そのあとのことは、そのあとで。


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⇒「DELE最上級レベル『C2』について」へ


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