スペイン語仕様の電子辞書:独学必須アイテム

denshijisyo数年前までは、今やこのスペイン語仕様の電子辞書(EX-word DATAPLUS7:XD-N7500)用のいい高さの台となっている紙媒体の辞書(左の写真下部薄紫のやつ:プログレッシブスペイン語辞典:小学館)を使っていました。

本格的に中級者脱出の為の勉学開始するに当たって、持っていなかった和西ともう少し詳しい西和の辞書を購入検討している時に、この高価な(約3万円≒他のいろんな楽しいことが出来る値)、でもその代り、それくらいの内容充実度と便利さコンパクトさはあるであろうと思わされた電子辞書に引っかかり、適度に比較検討した後、これ買ったからには勉学に励まないとすごくもったいないという状況を作って自分を圧迫する目的も兼ねて、購入しました。

≪スペイン語仕様のくせに、英語関連知識情報の方が何千倍も充実している点≫

≪西西辞典(スペイン語でスペイン語を調べる辞典)が別売りで標準で入ってない点≫

に対する少し怒りに似た気持ちをなだめれば、文句なしだし、日本語の辞書や英西・西英辞典も結構役立つので、今これに死なれたら劇的に困る、くらいに重宝・酷使するに至ってます。

西西辞典欠如の件については、別売りのラルース西西辞典データカードを購入して追加することが可能なのですが、この電子辞書購入時には、すでに生産終了その上どこも売り切れで入手不可でした。

しかしやはりボキャブラリー強化のためにも西西辞典は必要と判断して半年くらい前に紙媒体のサラマンカ西西辞典(約4630円)を購入しましたが、なんか...ぶっとくて...あんまり使い勝手があれで自分の勉学システムに組み込みきれないなあ、と感じていました。

そしてつい先日、ふと、以前はどこも売り切れていた別売りのラルース西西辞典データカードが売られているのを見つけて、ちっ、結局購入して(約五千円)、電子辞書に追加しました。評判ではラルース西西辞典よりサラマンカ西西辞典のほうがなにかしら良いらしいし実際たまに使うので、ぶっとくて場所とるけど、紙媒体のサラマンカ西西辞典も大事にします。

以前から、辞書類に関して、紙媒体の方が調べたときに記憶に残りやすいとかなんとかで学習効果がいい、という意見があって、きっとその通りだと思うのですが、この電子辞書の対データ量のコンパクトさ持ち運び易さ調べるスピードの速さ、特に、一つの単語に対して一度に複数の辞書を参照することができる能率のよさ、はいったん味わってしまうと、なかなかに、紙vs電子辞書論争など、どうでもよくなってしまいます。

個人差あると思いますが、私の場合、ものによっては10~20回くらい脳を通過させないと、単語やその複数ある意味用法などが長期記憶領域に定着しないので、結局いかにスピーディーな通過をたくさんこなすか、が大切なような気が最近段々してきたので、電子辞書はその点便利だな、と思います。

とにかく、紙媒体にしろ電子媒体にしろ、莫大な労力と時間をかけて辞書を作った言語マニアの人々のおかげで語学学習が何万倍も効率よくできているという事実を噛み締めます。

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コメント

  1. SAKI より:

    初めてメールします。スペイン語好きなのになかなかB2から上にいけなくて、苦労しています。スペイン語上手になりたいなぁ  と思っていたこのサイトを見つけました。
    いろいろと楽しみに読んでいます。

    • adicto_1 adicto_1 より:

      コメントありがとうございます。
      B2という中上級レベルにいながらにして、もっとスペイン語上手になりたいなあ、と望むその気持ちこそが上級者への鍵です!!これなしにどこへもいけません。
      実際、中級から上級へのステップアップはどんな角度から見ても簡単な話ではないので、なかなか前に進まない感は至極当然のつき物です。私自身もB2時代、この“なかなか前に進まない感”とか“中級突破できないフラストレーション”とかとは長い間ともだちでした。なので、ここでしびれを切らさず、あとちょっと、もうちょっと、と(実際ちょっとじゃないけど)、自分なりのやり方で自分をうまくだましだまししてでもスペイン語とたわむれ続けることをおすすめします。