いままでいったいなにを参考にしていいのやら、さっぱりわからなかったから適当にしてきた、DELE 口頭試験のモノローグ対策。むずいわあ、の溜息しかでてこない強敵です。
少し見本はないものかな、と探してみましたら、こんなんありました。
Vaya vaya、いや、まじ、Genial。
(追記:この動画のスピーチのもとになっている課題をみつけました。詳細は⇒「DELE口頭試験の詳細5」へ。)
発音が怪しめなとこはたまにあるけど(今は自分の超怪しさは置いといて)、ネイティブじゃないんだから多分そこはもはやあまり問題じゃない気がします。細かい前置詞とかのミスもありそうけど、流暢で、持ちボキャブラリーを最大限駆使して、順序立てて論理的に色々盛り込んでて、何よりわかりやすい。この人が合格しないならだれが合格できるのでしょうか。もちろん事前に読む資料のお題から半端なく逸脱してたらこんな素晴らしくてもトンチンカン決定だろうけど。
あと、実際の試験時と同じように:
- C1なら20分で、初見の7~800文字の文章を1つ
- C2なら30分で、初見の7~800文字の関連してる文章を3つ+グラフ資料
を時間内に、読んで理解した上で内容まとめて発表の準備をしたものなのかどうか、にも当然出来具合はよってくると思います。でも、想像するに、先生から録画してYouTubeにアップするよー、て事前に言われてるから、ちゃんと準備してその上何度もリハーサルしたはずです。もちろん、時間かけたからといって出来るものでもないし、時間かけてでも練習時にこんな風に出来ない人は時間制限のある本番でも出来るはずがないので、ひたすら時間かけて何度も練習して慣れて、時間短縮をめざしていくしかなさそうなのですが。ちょっとそんなことより、上記の試験準備内容からしてもDELEC1とC2のレベルの差がすごいむごい。
色々いっても、途上にある学習者の視点からみたら”Genial”で、試験本番でこんな風にできたら合格点もらえるんではないのかなあと思うけど、DELE試験官からの評価が実際どんなものかは知りたいところです。ちゃんとお題に沿って話せていると仮定したら、これくらいできたら合格点くれますよね?だれか教えて下さい。
ところで、この動画はDELE C2(最上級)レベルのものだけど、一つ下のレベルのC1(上級)合格発表直前に観るんじゃなかった。レベルが違うとはいえ、自分の口答試験のスピーチのちゃちい出来具合と内容の深みのなさを思い出して、ほんのちょっとはあった自信が完全ゼロった。ぷふぅ~
語学学習は模倣から、といっても過言ではないと思うので、模倣してしまおう。できるもんなら....
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⇒この動画のスピーチのもとになっている課題の詳細「DELE口頭試験の詳細5」へ
⇒レベルC1めざす学習者のスピーチ動画を紹介している「DELE口頭試験モノローグ対策2」へ