◆リピーティングでの最適な区切りの長さ◆
とにかく、自分自身が現時点で目指すところを目安として素材作りをするのがよさそうだ、という考えに今のところは辿り着きました。
たとえば、個人的に現時点で目指すところ、とは:
いまのところ、まさに10~12秒ぐらいの長さになると難しく感じるので、ここをとりあえずの目標とします。
なので、素材は、
という感じで、最終的に目標に到着した時の自分が快適にできるように作っておく。より快適にできるようになりたいなら早く上達するしかない、という圧力効果も期待して。
(区切りの長さは、いつも10~12秒とそうきっちりはいかず、8秒のものや15秒ぐらいのものもどうしても出てくる、でも仕方ない)
そして、もちろん始めのうちは、考えながら思い出しながら繰り返すことになるので、もちろんネイティブ音声と同じ秒数(つまり同じ速度)で繰り返すのは無理です(シャドーイングは同じ速度で可能でも)。
なので、この音声と無音部分をほぼ同じ長さにして作った素材を、リピーティングアプリ『Speater』(詳細「リピーティング2」へ)を使って、後に挿入する無音部分が音声より長めになるように設定して再生させます。
それか、リピーティングアプリをかまさずに、普通の音声再生で、いちいち一時停止→解除を繰り返しながら。
これ、面倒な感じがするのですが、最近のイヤホンなら大体(多分)、再生機器(スマホなど)を触らなくても、ちっこいリモコンが別途イヤホン線のとこについてたりするので、プチッ、と区切りが来たら押して一時停止させて(自作素材なら、ちゃんと区切って無音を挿入してあるので、押すのが遅れても次の区切りに食い込む、ということはない)、そして自分が繰り返し終えたら(又は終えそうになったら)、またプチッと一時停止解除して再生、というようにするだけなので、いうほど面倒でもないような感じがしてます(実際やってみての感想)。
そして、現在面倒くさければくさいほど、早く上達して、話者と同スピードでハンドフリーのストレスフリーでリピーティングしてやる、という気になります。個人的には。
ま、アプリ使えば、今もハンドフリーのストレスフリーだけど。でも、以前も書きましたが、アプリでの再生だと細かい無音時間の設定ができません。
とにかくなんにせよ、アプリで後に挿入する無音部分が音声より長めになるように設定して再生させます。こんな感じに:
こんな風に、無音部分を長めにすると、時間がかかってもいいから考え思い出す努力をして繰り返す、ということができます。そもそも、はじめから同じ速度ですぐ繰り返せるわけがないからです。
※なんで20秒かというと、アプリの無音時間設定に15秒や18秒といった選択肢がなく、10秒の次は20秒だから。でも、いまのところちょうどなことが多い。たまに時間があまると、言いにくかった部分をさらに繰り返したりして有効活用する。
もし、アプリを使わず手動でプチプチオンオフするならお好きな秒数で可能ですが、多少面倒で、そしてタイムリミットがないから気まますぎてぜんぜん焦らなくなってしまう、というデメリットがあります。でも、できるだけ速く繰り返そうという気持ちでやりさえすれば、実際、気楽に自分のリズムで出来るので良いと思います。
そして近い未来、最終的に目指すのは同速度でのリピーティング:
ここまで来ると、もうアプリも必要なく、ただ単に、一番初めに自作したポーズ入りの素材を再生して繰り返すだけです。
そしてすこし遠い未来、最終的に目指すのは:
そして結構遠い未来(いつかの日か)最終的に目指すのは:
O más・・・・
ま、ここらへん(16秒~)になると、結局、10~12秒区切りの素材は作り直すか、それかきっぱり卒業して、次の段階へ進み、新しい音声素材でやるか、のどちらかになります。
でも、よくよく考えてみたら、以前、一時期リピーティングをやっていた時に使っていた素材に関しては、区切りの長さは大体2~2.5秒にして作っていました。そして、納得するまでさんざん酷使して色々吸収しきった後、その同じ素材を区切りの長さを変えて作り直したりなどせずに未練なく置き去りにして、今回のしばらくぶりの再開時は新たな素材でやっているわけだから、次の段階へ進む時も同じく、新しい素材でしようかな、と考えています。
ところで、そんなに、作り直したくないのか?と自問してみたら、したくない、という自答が速攻で出てきます。
現在、例えば4分の音声素材をリピーティング用に編集する場合、3020分弱かかり、もっと短縮してやる、と気合を入れている最中です。
以前に違うアプリで作っていた時なんかと比べると、かなり時間短縮となっているのですが、それでも、なんか、やっぱり、3020分あれば、あれもこれもあんなこともあんなこともできるよね・・・と考えてしまう、余裕のない現代人なのです。
◆まとめ◆
しかしながら、現時点で、いつごろ、このページの初めに掲げた目標とするところ:
になれるのかは不明です。
単にリピーティング学習そのものへの慣れの問題なら、案外早く、3か月後とかかもしれないし、もしくは、そんな単純な話ではなく根深い問題なら、案外遅く、1年近くかかるかもしれません。
個人的には、後者の、簡単に改善されない根深い、案件であると想像しています。
「スペイン語のリピーティング其の六」へ続く