スペイン語音読 4:口周りの筋トレ

場所確保
結構難関どころであるスペイン語音読トレーニングの為の環境確保、環境づくり必須アイテム・実際のやり方や回数などについての考察です( スペイン語音読 其の3の続きです)。

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◆克服ポイント:音読する為の環境確保・環境づくり


この音読、結構、はらに力こめて声出します。そうすべきだと勝手に思ってます。

それゆえ、なかなかに、この音読する為の、つまり、ただただ己の能力向上だけを考えた自己中心的な、さらには騒音問題にまで発展しそうな(いやまさに自分以外にしたら騒音でしかないはず)行為を思う存分実行できる環境・場所確保はクリアが難しいポイントだと思います。

まず、公共の場では無理。図書館も、無料で使える市民に優しい最適な自習スポットとはいえ、騒音問題を考えると使えない。そうすると、自分ん家か連れがいない時の自家用車の中ぐらいしか思いつきません。あとは、閑散としたすごくひろーい広場、とか、人気のない真っ暗な夜道、を歩きながらとか(マスク着用必須)。

そいで、自分ん家っていっても、家族や同居人がいれば間違いなく迷惑が思いっきりかかります。軽く疎まれ憎まれるようになるかもしれません。それでも、緊急事態、くらいに自分に思い込ませて、その音読スペースを各自確保するほかありません。

 

個人的には、孤独暮らしだから、ありがたいことに克服すべき問題はなにもなくやりたい放題だけど、でも、この孤独環境は独学継続のためにすごく意味があって、これを維持できる状態にあることはラッキー事項だな、とは思ってます。

そして、そういうラッキー状況にない、自家用車も持っていない独学者はどうしているのだろう、と考えてしまいます。ネットカフェも迷惑だし、防音システムがあるようなところ・・・

あ!!カラオケボックス!!(今まさに書いてて思いついた)

これ大発見!?

ぜんぜん行かないから知らないけど、1時間いくらくらいかな?

今度、行ってみます。

でも、日本にしかない?海外にもある?

話は戻って、あと、たまにはマスク着用して人気のない真っ暗な夜道を歩きながら、も好きです。ただ、イヤホンしてたら、だれかの近づいてくる足音を聞き逃すので、なんか聞いたことない言葉を大声で発しながらうろついていた、となると世間体保持においてはまあまあ危険です。近所は避けましょう。私は近所でしてるけど。

いつか、いつの日か、口元に直接はめ込んで自分が発した声を瞬間的に吸収する装置を発見したら、一番にお知らせします(探したことないけどもうあるかな?)。

◆必須アイテム:語学プレーヤーアプリ


他に音読トレーニングの為の必須のアイテムは、速度調整機能がついている音声プレーヤーアプリです。選ぶ音声素材によっては、自分のレベルに合わせて、速度を上げたり落としたりの速度調整が必要だからです。

速すぎると、スピードについていくために適当に発声してしまうことになるので、そんな風に繰り返しても効果が薄くなってしまいます。

個人的には、初めは速度落とすことに抵抗ありありだったのですが、せっかく時間かけてるのにそんなんじゃ効果ないよー、というサイバースペース(ネット)内の語学達人からの警告にびびって、あっさり速度下げました。

実際やってみて、ちゃんと発音できる速度でやらないと、適当な間違った発音方法が口周りの筋肉や体全体に染み渡ってしまうことになるので、逆効果なのは明らかで、速度を落とすことに抵抗など感じる必要はなかった、と感じました。

具体的には、第2段階目で使った素材(スペイン語音読3)では、初めのうちは0.8倍~0.9倍くらいの速度にしないと音読がついていけませんでした。でも、何度も繰り返しているうちに、ジャスト1倍速度で出来るようになっていました。時間はかかりましたが。

あと必要なのは、区間指定してのリピート機能です。DELE過去問や対策本(el Cronómetro)の素材には、音声が2回分と答えを考える為の空白時間が録音されてるので、なんどもスムーズに繰り返す為には、区間指定してリピートする必要があるからです。

この二つの必須機能がついた、実際に利用しているアプリは、iPhone用のアプリ『語学プレーヤー(NHK出版:NHK Publishing)』(無料)です。

機能は:速度を0.5~3倍まで調整できて、A→Bと再生区間を指定できそれをリピートする機能がついていて、巻き戻し・早送りの一度で進む秒数を2・4・8・16・30秒ごとに設定ができます。

このアプリは、ディクテーションにも利用しています。ディクテーションの際には、速度を変えたりはしませんが、上記の機能が必須です。(スペイン語ディクテーション

◆回数・サイクル


一気にひとつの同じテキスト素材を100回音読して、それを10個の素材で繰り返すのではなくて、いくつかのサイクルにわけて、20回×5サイクル=100回というようにしていくのがよいようです。つまり

(一つ目の素材×20回)→(二つ目の素材×20回)→・・~・・→(10個目の素材×20回×5サイクル10の音声素材を各100回音読したことになる

上記の合計100回、や、各20回、という数字やサイクル数は、個々で変わってきます。

個人的には、始めた当初の第一段階では、第1サイクル目は30回ずつで、続いて、20→18→15→12→12→11回、とだんだん数を減らして行って、7サイクルして合計118回繰り返しました。

かかる時間や日数は、サイクルごとに短縮されていって、ざっくりいうと、最後の第7サイクル目には、第1サイクル目と比較して、8分の1くらいの日数でできるようになっています。

回数を減らしているのだから当然だけど、そのより少ない回数で、自分なりに、よし、が出せるようになった、ということなので、上達も感じられるわけです。

つまり、音読トレーニングは、やればやるほど、手順にも慣れるので、だいぶ時間も短縮できて、楽にできるようになります。段階が進んでいくと、サイクル数やサイクルごとの回数自体も減らしていくことができます。

もちろん、独学なので自分で感触をはかりながら独断で決めていくのですが、その回数変えたりの切り替え時の見極めが、ほんと難し・・・。失敗を恐れるあまり。恐れたってしかたないのはわかってるけど。

◆最後にこまごま

最後に、音読は立ってするのが効果的かと思います。全身運動により、リズムや響きを全身全霊で吸収して体全体に覚えさせる為です。

それと、個人的には発声時に腹筋に力を入れるとよい感じで声がでます。

あとは、シャドーイングなどの際は、自分の声で再生音声が聴こえなくなるのを防ぐためイヤホンが必要です。そして、音声の息継ぎまでも真似るとやりやすく感じます。

これからも、この音読トレーニングを続けて、全身を使って体と頭に刻み込んでいきたいと思います。スペイン語のリズムやフィーリング(意味:なんとなく受ける感じ)を。

次回は、音読を継続させる為に必要な、「いろいろな音読方法を組み合わせてトレーニングが単調になるのを避ける方法」やその詳細を記してみたいと思います。

スペイン語音読5」へ続く。


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コメント

  1. adicto_1 adicto_1 より:

    あ!土手は!?どて。