スペイン語会話上達術:「自然なスペイン語」から自由になる③

前回まで、スペイン語会話上達術研究企画第一弾として、「自然なスペイン語」から解放されればペラペラへの道の光が見えそう、と其の一とでもがいてきて、今のところ、素敵だけどつっかえない「自然なスペイン語」より、不格好だけど瞬時に出てくる頼れる愛すべき「通じるスペイン語」という“遠くの親類より近くの他人”みたいな感じの標語を得るに至りましたが、今回はその〆の回とします。
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脱:完璧主義宣言編

hay que salir del perfeccionismo y dejar de ser perfeccionista

全部ひっくるめて色々まとめてみると

完璧主義であることを捨てるべし

というこれまた精神論に結局行き着きました。

出来る限り具体的であろうとしたから、また抽象的なところに戻ってきてしまいました。

でもきっとここらが原点なのでしょう。すべての具体的な物事のベースは結局こんな精神論的なふんわりしたものなのでしょう。

まず、そもそも完璧なものなんてこの世に存在するのか?から始めて、そんなよくわからんものを一心不乱に追い求める馬鹿馬鹿しさと空回り度を認識できるに至ったらもうあとはこっちのもんです。たぶん。

でも、

あぁ~でも間違うのきら~い!!!格好いいのがいい~!!!

が本音です。

そんな自分自身にもう一丁:

間違ったスペイン語を話しまくるしか、正しいスペイン語が話せるようになる道なし

不自然なスペイン語を話しまくるしか、自然なスペイン語を話せるようになる道なし

という語学の達人(※最下部)からのアドバイスを肝に銘じます。

多分、正しい言い分なのだろうなと個人的には思います。

(結局、自然なスペイン語を話せるようになることは目指すわけですな。。。)

要は、

  • 間違えば間違っただけ、成長・上達する。
  • 存分にいびつで不自然であれ。
  • 間違いや失敗をおそれるべからず、その苦い経験なしに上達はない。
  • 辻褄?なにそれ?
  • 聴き手・対話相手の、遠慮がちな又は遠慮のないあからさまな、ポカーン、にもひるむな。(»対話相手の“なにいってんのかわかんない”に立ちかう
  • 間違って悔かったり恥ずかしかったりすることで、苦味とともにであったとしても、記憶に残りやすくなる。
  • 間違うことこそが、格好良くなる唯一の道である。
  • あぁ、間違うってなんて素晴らしいんだろう。

みたいなことなのでしょう。

さらに。

間違いは自分のできてない点や知らないことを確認できる絶好の機会である

そんな恥かいて苦い思いまでして得た絶好の機会を最大限有効活用しない手はありません。

だからこそ、ここで大事になってくるのが、

間違いを無視せずに間違いだと認めなにかしら反応すること

だと考えられます。

間違いや不自然さってのは、その場ではコントロールが効かずにとっさに出てしまうものだけど、自分ではいやでも気付くものです(気付かないとしたらもっと基礎的な知識が不足している可能性あり)。

そんな時、それを間違いっぱなしにせず惜しみなくしっかり受け止めて、そして今後また同じ過ちをおかさないように対策を練ったりの努力をしてみることが大切だと思われます。

このフィードバック的なプロセスがあるのとないのとでは、確実に上達具合がだいぶ違ってきそうです。

まあ、個人的には、だいたい悔しすぎて「このままで終われるかぁぁぁ」と自然となり、「次また同じこと質問してきてみ、すごいよ!さっと答えてやるから!サッと!!」ってなって、いつでも訪れかねないリベンジの機会に備えて若干無駄目に準備万端にします。

でも実際にはまた同じ質問される別の機会は少なく・・・。ま、だからこそ、たった一度の機会を“逃した感”が痛くて、もんのすごくくやしいわけなのですが。

でも、幸運にもその滅多にないリベンジの機会が訪れた場合には、心の中で『来よった!!』とこれ以上ないほどにニンマリし、気持ちよく話している対話相手を遮ることも厭わず、万端に準備していたものを洗いざらし全てぶちまけます。

そして、独りで勝手にスッキリして、リベンジコンプリートに満足します。

最後に、間違えてなんぼ、恥を捨てるべき、みたいなことをさんざん言っておいて、保険をかけるようなまねをさせてもらうと、

行き過ぎて、間違いや失敗が痛くもかゆくも恥でもなくなったら、現状に疑問も不満も感じないゆえ改善する必要性も感じなくなって、結果、上達がストップしてしまう、という状況に陥りかねないので、それはそれで芳しくありません。

つまりは、間違えて当たり前、なんだけど、やっぱり実際に恥ずかしかったりニガかったりするし、時には周りに迷惑をかけることも実践の場ではあるので、できれば間違えは極力減らしていきたいなあ、や、やっぱり自然で論理的なスペイン語の使い手に最終的にはなりたいなあ、という焦がれる気持ちを持ち合わせることも大事だと思われます。

これからも、スペイン語会話術ブラッシュアップ研究続けます。

まとめ

脱:完璧主義

ごちゃごちゃこねくりまわしてくっちゃべってないで

やれ
just do it
やれ
sólo hazlo

※ 今回と前回と前々回の記事の内容は、語学(主に英語)の達人たちのいろいろな学習サイトのアドバイス内容を参考にして、いままでにちょくちょくいろいろなところからかいつまんで集めてメモしてまとめていたものなので、明示すべき出典元サイトがもうわからなくなってしまっている状態です。もし、読まれた方で、おい、 なんかどっかからぱくってるだろ、と思われた方がいたら、正解です。ぱくってます。ただ、ありがたいアドバイスなので参考にさせてもらっている、という言い方に改めていただければ幸いです。実際、これらのアドバイスを紙にまとめたものを、常に意識するように目につく場所に張り付けていました。ところで、いい感じのこと聞いたわー、メモメモ。で終わらずに、本当にこれらを肝に銘じたいものです。達人たちに感謝。


 
関連記事»それでもやっぱりあきらめきれない『スペイン語で論理的に話す楽な方法探索』『其の二』『其の三
 

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