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【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ(前半)
戦略とコツの振り返り(前回記事より:タブをタップで直下に展開)↓↓
以下には、現に自分がやっていること、以前特定の期間だけやっていたこと、できたら理想的、みたいなこと、前々からやりたいやりたいと思いながら思ってるだけでまだやったことないこと、などすべて含みます。
*【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ
- ①独り言学習の導入
- ②毎日のスペイン語ラジオニュース
- ③ネイティブ音声をいつでもどこでもたくさん聴ける環境を整える
- ④普段の知的活動や情報収集のために使う言語をスペイン語にする
- ⑤五行エッセイ執筆:(目標)毎日最低一個
- ⑥オンラインでのネイティブとの交流
- ⑦娯楽はスペイン語オンリーで
- ⑧スペイン語を使って何かを学ぶ
ひとつひとつ説明していきます。
①独り言学習の導入
別名、独りでできるスペイン語の会話練習、です。
練習、とか、学習、というよりかは、普段の何気ないツブヤキやブツクサの延長線上にあるもので、それをスペイン語でやる、それもある時はかなり過剰に過激に。という感じのものです。
そして、これはある意味最強で、繋がりたい盛りの情報網ビッシリ社会において、ネット回線はもちろんさまざまなものからいろんな意味で断絶された“オフライン”状態であってもできる行為であります。
自分の脳みそと意欲さえあれば他になにもいりません。完全ハンズフリーです。
ただし、お外の場合、声の音量と周りの人目とのバランス調整は羞恥心や自意識の面そして迷惑行為となることの回避面では必要だったりするので、多少いやだいぶ場所を選ぶところはあります。
メソッドの詳細はこちら↓↓
ちなみに、頭の中にある考えを誰に言うでもなしに独り空間で口にする、というのが、独り言のプロセスです。つまり、頭の中になにもなければ口にすることなく。そして、自然に浮かんでくることもありますが、そうそう浮かんでくるものでもないので、結構自分の脳の自然にまかせるには限界があります。
じゃあ、ということで、独りごちるためのネタを作る目的で“考えなきゃ”と考えて考えるようにしても、つまり、ちょっと不自然でおかしなプレッシャーをかけて考える習慣をつけたとしても、ネタ切れはすぐにでも起こります。
てことで、結局、ひらめき、というか、インスピレーション、というか、とにかくそういうものを頻繁に湧かすためには、なにかしらのきっかけが必要になってきます。
ということで、独り言のねたになるようなテーマのインスピレーションはここから以下全部のインプットからいただく↓↓
②毎日のスペイン語ラジオニュース
ここは、実際ラジオでも映像ものでもなんでもいいのですが、個人的には、音だけで完結させてくるゆえ“ながら聴き”可能なラジオ(ポットキャスト/インターネットラジオ)が最適、とする派です。
そして作戦としては、
日々のタイムリーなニュース情報源をここだけに絞ることによって、
スペイン語理解力不足のせいで
情報弱者になるかもしれないリスク
を糧にして
ちゃんと聴く必要性やちゃんと聴かない致命的度を引き立てて
自分を煽る
というものです。
世界情勢や世界の動きに疎いがために時代の流れにおいてけぼりをくらう、までいかなくても、例えば小さなところで言うと、台風来るの知らなかったよ、人身事故で電車止まってるんなら教えてよ(←こんなことスペイン語のニュースで言わないけど)、とかの余計な気苦労・迷惑・実害を避けるために人々がするのが“ニュースを聞く”という行為だけれど、
その行為に使う言語をスペイン語だけにする
と固く決めてみる。
そうすると、内容を聞き逃してられなくなって、聴き取ろうという必死さが倍増します。
それに実際、これも長期的になってくると、前述した
「世界情勢や世界の動きに疎いがために時代の流れにおいてけぼりをくらう、まさにスペイン語聴き取り力や理解力が不足しているせいで」
もあながち大袈裟なはなしでもなくなってくるのです。
まあ、べつに時代の流れとかどうでもいい、という粋な姿勢はここではちょっと邪魔になるかもしれません。あ、あと、日本のゴシップには疎くなってしまいますのでご注意を。
どんなニュース番組を聴くか
となるといまやそれはもういろいろな選択肢があるだろうけど、
内容的には、自分の住んでいる国の国内ニュースがベストかなあ、と個人的には思います。
というのも、上述した、
スペイン語理解力不足のせいで
情報弱者になるかもしれないリスク
がより刺激となると考えられるからです。
そもそもニュースっていうのは、自分に関わりのある件つまり自分もしくは自分の生活に影響が出てくる可能性があるからある意味聞く価値があり、そしてだからこそ聴き取ろうとする姿勢も生まれてくるのであって、いくらタイムリーでホットでも、自分とは関わりのない遠い国のニュースだと他人事レベルに聞き流してしまいがちです(例えば自分は)。
そして、国内ニュースだと内容が偏りそうな気がするけど、例えば日本在住でスペイン語での国内ニュースといえば浮かんでくる「NHKワールドジャパンラジオスペイン語ニュース」にしても、日本で起きた事以外にも、国際的な事件や動きであったり(日本にも影響が出ると考えられるようなものが多いけど)、自国にも自分にも無関係でも注目に値するインパクトのある出来事というのは報道されます。
もしあるとしたら、日本のメディアでは大して話題にも上がらないけど、スペイン語圏に興味がある人やネイティブの注意だけは引きそうな類のスペイン語圏の現地で起きたニュースがピックアップされていたりすることがあるので、そういう意味の偏りぐらいです。
でも、なんにせよ結局、重要な鍵となるのは“聴く気”面のみなので、そこさえクリアしてれば、海外に住んでいて日本のタイムリーでホットなニュースを、もしくは逆に、日本に住んでいるけど気になる国がある、というなら、住居地以外の現地海外ニュースでも、興味深く聴く分には最高の情報源であるのにはかわりありません。
実際、インターネットラジオには、様々な国の様々なジャンルのスペイン語ネイティブ番組がくさるほどあるので、別にニュースでなくてもいいし、内容も国も変にこだわらずに、なんでも聴いてみるのが一番楽しそうです。
例えば、PCでもスマホやタブレット端末でも聴ける『TuneIn Radio(チューンインラジオ)』とか。スペイン語圏のラジオ番組もよりどりみどりでわんさかあります。
でもわんさかすぎて目移りして困る、ゆえに結局、また今度落ち着いてじっくり選ぼう、と決めてその場ではページを閉じる、そして結局ご無沙汰、という流れが自分のなかでは主流です。
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起きぬけにスペイン語ニュース
ところで、ニュースを聴くタイミングに関しても各自自由だけど、
個人的にやっていることは、
『起きぬけにスペイン語ニュース』
です。
ここでは、起床後どれだけスピーディにイヤホンを耳につっこめるか、が勝負です。
逆に言うと、イヤホンを耳につっこんでしまえばこっちのもんです。
目覚めたての脳を軽くストレッチするためにも、ニュースは最適だと思います。悪く言えば味気ないけど、良く言えばクールです。
朝から無駄にドラマチックだったりハートウォーミングだったり哲学的だったりする濃いめで考えさせられるようなものはちょっとあれです。
まあそもそも電波に乗っけて、しかもスペイン語に訳してまで拡散させるに値するほどにドラマチックな内容のものしかニュースにならないけど。
③ネイティブ音声をいつでもどこでもたくさん聴ける環境を整える
実際ちゃんと整えておかないと、聴きたいものがないから聴かないとか、聴く態勢に入るまでが面倒になってしまったりして、5分10分ぐらいの隙間ならあきらめてしまったりすることもあるのだけど、実際5~10分あったらいろんなものが聴けるので、この逃した5分の積み重ねがあとあと響いてくることになりかねません。
環境を整えるためにできることは、例えば、
- スマホなりウォークマン的ポータブル端末に、聴きたいリスニング素材たくさんを仕込んでおく。
結構同じものを繰り返し聞いていると飽きてくるので、何回も聴き直したいもの以外は、新しい素材に入れ替えるというようなメンテナンスも頻繁に必要です。
そして、これが意外にポイント高い。
- イヤホンの性能・操作性・利便性・装着感。
取り外しがいちいち面倒で一旦外したら耳にはめるのが億劫になる、そして、はめたらはめたで抜けやすかったり線が絡みやすかったりその上フィット感&ホールド感最低、とか、そういう小さな不快感がストレスとなって、せっかくなにか聴ける貴重な「五分間」をみすみす逃すことになることもあります。
少なくとも、個人的にはそういう時があります。めんどくさがりの傾向があるのは認めますが。ということで、私は今の今、両耳用Bluetoothワイヤレスイヤホン、それも抜けにくいストレスフリーの上質なやつ、そして
装着感に違和感のないやつ!!
さらには、
すっごい使いやすいハイスペックなリモコンが絶妙な位置についてるやつ
が欲しいです。
あと、お風呂では、
スマホをジップロックにインで持ち込みです(故障に繋がる危険もあるかもしれないので自己責任で)。あ、ここはもちろんイヤホンなしです。
でも、注意すべきは、せっかく独り言の捗る風呂タイムにおいて、なにかを聴いてしまうと独りごちれない、という現象が起こるというところです。
とはいえ、なにかを聴いていると触発されて独りごち欲が掻き立てられて独り言スタートとなることも実際によくあるし、かと思えば、な~んにも浮かんでこずただ聴いてるだけで終わる、というケースも多いわけなので、結局柔軟に(適当に)対応していくしかありません。
ただし、例えばもしリスニング中にインスピレーションを得てそこから独りごちはじめたとしたら、もう音声が流れていても金輪際耳に入ってこなくなります。
要は、なんにせよ、どちらかに集中すればどちらかが疎かになる、というごくごく普通の現象なわけです。
話を戻すと、とにかく、いつでもどこでもすぐに聴ける環境を整えておくのは、結構これが手間がかかって面倒であります。でも、ここは手を抜かないようにしたいところです。
はやく体内埋め込み式チップできないかな。でも、そんな直接いろんなものをダウンロード可能なチップができた暁には、もちろん外国語プログラムもダウンロードできるようになるから、外国語を勉強する必要もなくなるかもしれない、って話なんです。
そんな時代が来てほしいような来てほしくないような。
そして、リスニング素材としては、
- 自分にとって聴きやすいものだけでなく、容赦ないスピードで攻めてくる聴き取りにくいッたらありゃしないネイティブスピードスペイン語のものも取り入れる。
- 現地のニュースや普通のラジオ番組であったり。特にスペインのニュースキャスターは早口なので、そういうものも意図的に取り入れる。
例えば、NHKワールドニュースのスペイン語は、とても聴きとりやすい部類に入ると思います。これを聞くのをやめる必要はないけど、こういう聴きやすいものばかりでなくて、もっと聴き取りにくいものを取り入れることも、さらなる能力向上には必要なようです。
あと内容的には、
- インタビューや対談ものをたくさん聴くのがいいらしい
なぜなら、インタビューや対談ものは、決まったセリフの映画・ドラマや読んでる感じの固い表現も多いニュースなどと比べると、より自然な表現でのやり取りとなるので、自分が使い回せるような表現を吸収する対象としても最適だからだそうです。
まあ、普段の会話と比べてしまうと、どうしても、結局はメディアに乗っているものだから、“自然”とはほど遠いものにしかならないだろうけど。
ちなみに個人的にも、インタビューや対談ものの音声を音だけ抜き出して聞いたりしています。
もちろん、ここで忘れてはいけないのは、自分の興味あるものは結構楽しく聴けるけどそうでもないのはびっくりするぐらい聞き流せる、というところです。
集中できないのは、集中力不足が原因ではなく、興味が引かれないから脳が集中すべき件ではないと無意識に判断してるから、というやつです。
でも、ここでなかなかナイスな仕事をしてくれるものがあります。
『無知』です。
最近、物知りじゃなくて良かった、知らないことがたくさん残ってて良かった、と心底思うことがあります。
例えば、個人的には、サイエンスものをよく聴くのだけど、たいていは知らないことだらけだから、大概のものは、『へ~そうなんだ~』っていう感じになるので自然と聞き入ってしまうことになります。
この、“自然と聞き入ってしまう”ってとこが大事で、そしてめったなことでは起きない現象です。
つまり、人によってはもはや時代遅れの色あせたテーマであっても、自分にとってタイムリーでホットなものであれば、それは格好の素材になりえると思うのです。
そして、最後に、いろいろな素材から得たものを自分のものにしたければ、
- 知らない表現を拾い、メモり、そしてすぐ実践で使う。
ということがすごく大事みたいです。
あと、聴くことに集中するだけの時もあれば、音声に合わせてシャドーイングする時もある、というようにバリエーションをつけるのも、よさそうです。
④普段の知的活動や情報収集のために使う言語をスペイン語にする
上記②の、日々のニュース情報源をスペイン語のメディアに絞る、というのもここに含まれるように思います。
要は、
新しい知識を得るための情報収集のツールをスペイン語にする
ということです。
そしてその中でもっともわかりやすいのが:
何か知らないことに出会ったらスペイン語で調べる
です。
例えば、何か調べたいことがあってウィキペディア程度で済む件なら、まずスペイン語のウィキペディアをみる、とか。
説明するまでもないだろうけど念のため、ウィキペディアとはオンライン上のフリー百科事典で、内容は言語ごとに違ってきますが、多言語対応しています。
個人的活用法としては、ざっと意味をつかみたいような定義やコンセプトなどを調べるために、スペイン語と日本語の両方を見るようにしています。どっちが先でもいいのですが、マイルールとしては、スペイン語が先、としています。
先にスペイン語説明をみて、よく意味がつかめなくて、その後日本語説明で納得できる場合もあるし、またその逆で、日本語の説明ではよくわからなかったけどスペイン語をさらに読むことで意味の補充ができて理解が深まる、というようなことも、調べる言葉によってはあります。
たとえば、英語起源の言葉の定義やコンセプトの説明だったりすると、スペイン語での説明のほうがしっくりきたりすることがあります。
ただ、アクセス可能なすべての人がだれでも自由に編集できるものなので、情報源として内容の偏りや信頼性に欠けることもある、という点には注意しつつ、ざっとなにか言葉の定義とかあたりさわりのないことを調べるときだけ利用すべきものだと思われます。
あとこういうこともできます↓↓
普段良く使うプログラムやソフト又はよく閲覧するサイトの表示をスペイン語に切り替える
例えば身近なところで、
スマホの言語。
スペイン語のニュースサイトをブラウザーの起動ページにしてみる。
個人的には、グーグルマップをスペイン語表示にしてズームインしたりアウトしたりストリートビューみたりして楽しかった記憶があります。まあ、地名とか通りの名前しか出てこないんだけど。
次回
次回は、
『【長期型】“どこでも”スペイン語漬けライフでできること8つ』
の後半部分
- ⑤五行エッセイ執筆:(目標)毎日最低一個
- ⑥オンラインでのネイティブとの交流
- ⑦娯楽はスペイン語オンリーで
- ⑧スペイン語を使って何かを学ぶ
についてです。
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