口周りの筋トレメニューである スペイン語音読 其の3
さっそく、
① El Cronómetro (Nivel C1)
(Editorial Edinumen)
DELE検定試験C1レベル目指す学習者向けのDELE試験対策用問題集。中身はすべてスペイン語。4回分の試験問題モデルに加えて、C1レベル特有の試験内容のけっこうな詳細説明と、4回分の試験の課題(prueba)ごとに、解答・詳しい解説・練習問題などがついてる。リスニング問題のネイティブ音声素材収録CD付き。
*面倒な点:音声スクリプトと4回目のモデル試験の解説や練習問題はネットでダウンロードが必要。
②Preparación al Diploma de Español, Nivel C1(edelsa)
①と同じくC1レベルDELE試験対策用問題集。中身はすべてスペイン語。6回分の試験問題モデル+簡単な試験内容説明。リスニング問題のネイティブ音声素材収録CD付き。
*難点:解答(スクリプト付き)別売り
これらの問題集の中の、
- リスニングセクション(Prueba2:Comprensión auditiva)の問題の音声素材のすべて
- 西作文セクションの課題1(Prueba3:Expresión e Interacción escritas:Tarea1)の音声素材のすべて
を音読トレーニング用の素材として使いました。
もちろん、あらゆる教材と同様に、これらの教材も、問題集として数回やりつくした後に、それだけでは飽き足らず、それはもう色々なものを最大限に絞り出し吸い尽くす勢いと覚悟をもって取り組みます。そうすることによって、少ない教材ですみます。そしたらお金もかからずにすみます。最大限に絞り出し吸い尽くす過程(リスニング素材の場合)は以下⇓
①普通に試験モデル問題集として時間測って何度かやって⇒
②答え合わせの時やそれ以外でも何度か聴いて⇒
③その多少馴染んだ音声素材をディクテーションして⇒
④その書き取ったものを音読(シャドーイング含む)⇒
⑤数か月置いて、ちょっぴり忘れた頃にまた音読する
⑤は除いて、一日の中でこの①~④過程全部はもちろんできないので、数日に分けてやることになりますが、記憶効率の面でも何日かに分けて何度も同じ素材に触れる方がよい、と聞いたことがあります。
あっ、大事なこと強調し忘れていました。
写真の横の説明にも書きましたが、これら2つの問題集にはそれぞれに難点というか面倒な点があります。実は、クリアすればなんてことはない点なのですが、初めは「え~」となるポイントです。
その難点とは:
①の問題集「El Cronómetro」:スクリプトが本についてなくて、わざわざホームページにアクセスしてユーザー登録してからスクリプトをダウンロードしなければいけないこと。不親切というかあざといというか賢い(HPへの集客効果的に)というか。
②の問題集「Preparación al Diploma de Español」:音声素材のスクリプトがのった解答自体基本別売り(セットにして販売してくれているところもある)。
なので、ご用心。
っていっても、必要なものだから面倒ポイント乗り超えるしかないのですが。
次は、結構難関どころである音読トレーニングの為の環境確保、環境づくりについて考えてみます。続き⇒「スペイン語音読4」へ
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